さいきん特に思うのです。



終末期ケアって癌に限らず考えなければいけないことだと。

今年は、老人介護施設等に仕事行くことあって、

その現状(病院との違い)を改めて見ると、

いろいろ考えちゃいました。



私は、今まで患者さんの「看取り」は病院でしか経験したことなかったから。



介護施設って、居住空間で「状態が安定した方」がお住まいになっているということ。

いろんな理由で、いろんな方が施設に入所してくるわけだけど、

自立してる方、痴呆の方、徘徊する方、寝たきりの方



実際は看護計画みたいなのはないので、ケアプランに沿ってサービスが提供される。

なので、

評価の視点もちょっと違うような印象。





ある日の午後、ある入所者さんが悲しげでした。

面会に来た子供、孫、ひ孫、たちが

元気に手を振って施設から出ていく後ろ姿をじっと眺めてる。



私はというと・・・

その背中に、グッときてしまって、

頃合いを見計らって、「さぁ、お部屋にもどりましょう」と、

声をかけるのが精一杯でした。



そんなわけで、再燃8年ぶりで、

いま気になるテーマが「終末期ケア」です。。。



どういう最期を迎えたいか、迎えさせたいか、

死を忌み嫌うことなく、身近な人のことや自分のこれからを考えて、

心穏やかな日々を送ることは、いかに努力が必要か、

そしていろんな周りのサポート(社会資源とか)が必要か、



自分はどんな形で寄与できるか、



とか考えだすと止まりません