パキスタン北西部の豪雨による洪水の被災者支援のため、国際緊急援助隊派遣法に基づき派遣される自衛隊のヘリコプター部隊の第1陣が21日午前、福岡空港 を出発した。バンコクなどを経由して現地時間の22日午前、パキスタン陸軍の飛行場がある同国中部のムルタンに到着する予定で、同地を拠点に活動を開始す る。
 同法に基づく自衛隊のヘリ部隊派遣は、2005年10月のパキスタン地震の被災者救援のため、UH1多用途ヘリ6機などを派遣して以来。
 ヘリ部隊は陸自隊員約200人で構成。UH1ヘリ3機とCH47大型輸送ヘリ3機がムルタン飛行場から半径約200キロ圏内を中心に人員や物資の輸送を行う。ヘリの輸送などのため、空自のC130輸送機や海自の輸送艦なども援助隊に参加する。
 この日出発の第1陣は、陸自第4師団(司令部・福岡県春日市)の隊員を中心とした約50人。ヘリの到着に先立ち、現地で態勢を整える。

(8月21日 時事通信)
パキスタンへ行くのは構わないが、近くにイランがあるので、何故か今回の派遣が気になる。パキスタンの上側がアフガニスタンであり、左隣がイラクである。勝手な想像であるが、実はHAARPなどで洪水をおこし、世界からの援助ということで軍隊を派遣し、イランを暗に脅かしながら、パキスタンにどういう具合に部隊を配置するかの実践訓練になってはいないだろうか?という具合に考えられないこともない。