月がわずかながら縮んでいることを示す痕跡を、米スミソニアン航空宇宙博物館(ワシントン)の天文学者らが発見し、米科学誌サイエンスで発表した。

 研究チームは、米航空宇宙局(NASA)の月観測衛星「ルナー・リコネサンス・オービター」が撮影した高解像度の写真を分析、14の断崖(だんがい)が月の表面に散在しているのを確認した。

 月の地殻が冷えて月面が収縮した結果、断崖ができたらしい。月の半径は約100メートル縮んだと推定される。

 断崖は1970年代のアポロ計画の探査で最初に見つかった。今回、月全体に分布していることがわかり、月が収縮している有力な証拠となった。

 月は約45億年前に誕生した。同博物館のトーマス・ワターズ博士は「今から10億年以内にできた断崖で、地質学的には比較的新しい。月は現在も縮んでいるかもしれない」としている。

(8月21日 読売新聞)


月が縮むなら、地軸もずれる、太陽がおかしいなどとんでもない方向へと発展しそうなネタである。

今でもアポロ11号が月に到着したと何人の人が信じているのだろうか?

我々は、映像に弱い。911のテレビ映像もしっかりと騙された。ただ、映像が流れた当時に、すでにおかしいと気付いた人たちも大勢いる。