知らぬ間にGM食品を食わされて病気になる前に見ていただきたい動画です。ビールメーカー各社が今年から発泡酒と第3のビールに遺伝子組み換えトウモロコシを使用とのこと。ビールメーカー各社は、非遺伝子組み換えトウモロコシの仕入れが難しくなっ たことを理由にあげていますが、取材からは意図的にビールメーカーの方から、遺伝子組み換えに切り替えてきたことが分かります。
 また発泡酒は、遺伝子組み換えを使っても表示義務がありませんが、ビールは食品表示法で表示義務があります。"だからビールはNonGMOにしておいて 消費者には知らせなくていい発泡酒ではGMOを使う"ということのようです。発泡酒を買う人は多いと思うので気をつけてほしいです。
 記事では、
・ ビールメーカーは遺伝子組み換えトウモロコシの使用をやめろ
・ 政府は遺伝子組み換え発泡酒や遺伝子組み換え第3のビールの食品表示をさせろ
 
という大キャンペーンを提唱しています。
 一方、輸入元の米国では、非遺伝子組み換え食品市場はこの4年で7倍拡大しており、スーパーでの非遺伝子組み換え食品の表示は、日本よりずっと進んでいるようです。"米大陸での遺伝子組み換え生産は確実に頭打ち"のようで、それを日本が補うようになるのでしょうか。
(編集長)
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拡散希望!なぜいま?遺伝子組み換え食品が発泡酒の原料に!?
  
転載元)
  





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 ワールドビジネスサテライトの特集の1つ「なぜいま?遺伝子組み換え食品が発泡酒の原料に!?」ではたねと食とひと@フォーラム代表の西分さんが大活躍だけど、この番組、いくつか貴重な論点が提供されている。

 

 発泡酒と第3のビールで今年から遺伝子組み換えトウモロコシを使い始めた。キリンなどは非遺伝子組み換えトウモロコシの安定的な調達が難しくなってきたとその理由を説明している(ただし、ビールは継続してNonGMO)。




 

 しかし、この番組は原料を供給する業者を調べている。 日本食品化工は今年から発泡酒などに使う糖類に使うトウモロコシをNonGMOの提供をやめ、すべて遺伝子組み換えに切り替えたが、その理由は NonGMOトウモロコシの供給が難しいのではなく、需要が減少していることにあるという(つまり、買い手がNonGMOを欲しがらない。買い手はビールなどの食品加工会社だけど、彼らは消費者もNonGMOがほしくないに決まっていると考えている!?)。供給難はビールメーカーの側が言い出したことであって、実際には供給難ではない。




(続きはここから)

 一方、輸入元の米国では遺伝子組み換えトウモロコシ生産が今年初めて減少した。現在、非遺伝子組み換え食品市場はこの4年で7倍拡大。スーパーでもNonGMO飼料で育てた肉が買える。日本じゃ生協でやっと買えるくらいだろう。


 

 日本コーンスターチ社は商社を通さずに非遺伝子組み換えトウモロコシを直接輸入しているが、価格は4年前に比べ3割以上下がったという。そんなに下がっているとはびっくりした。


 

 というのも、商社を通した非遺伝子組み換え作物の価格が上がって、もうダメだという悲鳴はいろいろ聞こえてくるからだ。どうにもおかしい。

 実は英国でも同じ動きがあった。もうNonGMO大豆は手に入らないからNonGMOしか使わないという長年維持した方針を撤回するスーパーが現れた。 もう安定供給が不可能だと言ったことに今度はブラジルの生産者組合が反発。ブラジルには十分な非遺伝子組み換え大豆の供給能力があると公表するに至った。

 同じ動きがドイツでも起きる。鶏肉生産者業界が同じ方針を公表すると、消費者はたちまち大きな反対運動を展開、結局、鶏肉業者は次々と非遺伝子組み換え 飼料の継続を宣言、メルケル首相はNonGMO飼料確保の外交に乗り出し、結局、ドイツは飼料の面でもNonGMOが徹底する結果に落ち着きそうだ。

 米大陸での遺伝子組み換え生産は確実に頭打ちとなっており、むしろ非遺伝子組み換えへの再転換がわずかであるが始まっている。NonGMOの供給能力は増えている。

 それにも関わらずなぜ供給難というウソがあちこちでつかれるの か。1つの理由はそのロジが鍵かもしれない。商社からすれば非遺伝子組み換え作物を扱うことになれば、遺伝子組み換えとは別に独立したロジを確保しなけれ ばならない(サイロもコンテナも全部別にしないといけない)。そうなると面倒だ。実際に穀物メジャーがロジを止めてしまった例もブラジルで聞いている。

 消費者と生産者の利害が一致していて、その生産量も増えているのだから、ビジネスとしては十分やっていける状況であるにも関わらず、特定のプレーヤーにとってはもうNonGMOというのはもうやりたくないものなのかもしれない。こっそりとNonGMOからGMOに変わっている。要するにそのつけは情報を知らない消費者のもとに来る。知らない間に飲ませられている、食べさせられている。

 現在の食品表示法ではビールのコーンスターチで遺伝子 組み換え原料を使用すると表示義務がある。でも発泡酒の糖類で使っても表示義務がない。だからビールはNonGMOにしておいて消費者には知らせなくていい発泡酒ではGMOを使う。要するに知らせなければどんどんやってしまおう、という話だ(アルコールは酒税法でそもそも表示義務がないらしい。西分さんの以下のコメント参照)。



 

 米国ではスーパーでNon GMOの飼料を使った肉が買えるのに、日本ではまず不可能だ。ドイツの消費者が享受しているNonGMO飼料の肉も日本では生協など一部を除けば買えない。こんな現実であることにわれわれはもっと怒るべきだと思う。



 

 そして、旧来のプレーヤーに変わり、生産者との関係を作り出せば、NonGMOの原料の調達は十分可能であることをこの番組は示唆している。問題はそうさせる消費者の力を見せることができるかどうか次第だろう。
 それはそんなに難しくないと思う。

まずは
・ ビールメーカーは遺伝子組み換えトウモロコシの使用をやめろ
・ 政府は遺伝子組み換え発泡酒や遺伝子組み換え第3のビールの食品表示をさせろ
(西分さんのコメントを受けると酒税法でも表示させよ、になるかな…。ちょっと要修正)

この2点で大キャンペーンをやれるといい。絶対に広がることは間違いない。発泡酒が必要な人の数は多いから。@フォーラムには期待してます。

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転載元より抜粋)
  
食が作り出す健康の危機
 今、米国でさまざまな慢性疾患が急激に増えています。
 たとえば、糖尿病、腎臓や腸の病気、そしてがん、自閉症、認知症、パーキンソン症、アルツハイマー症、こうした病気が急激に90年代後半から増えています。

米国での糖尿病の増加と遺伝子組み換え

米国での糖尿病の増加と遺伝子組み換え


米国での甲状腺ガンと遺伝子組み換え
上図表2つはいずれもDr.Nancy Swansonによる


 どのグラフも同じようなカーブを示します(ここでは右2つのみ)。すべてのグラフで棒グラフはそれぞれの病気の数の変化です。そして折れ線グラフは何を意味しているでしょうか? これらは米国での遺伝子組み換え大豆やトウモロコシの耕作されている割合とそれに使われるモンサントの農薬グリホサートの量を示しています。1996年に始まり、急激に増えています。

 これらの病気と遺伝子組み換えの増え方は同じような傾向を示しています。

 最近、多くの医学的な研究が行われ、遺伝子組み換えとこうした慢性疾患の急増には密接な関係がある可能性が高いことが指摘されています。
何より、遺伝子組み換えのない食に変えることによって症状の改善が見られることが多数報告されており、遺伝子組み換えを食から排除すべき、という医師の数が増えていま す。



 米国の健康被害以外のデータはないのか、ということが疑問になるかもしれません。このデータは自閉症や広汎性発達障害のデータと農薬使用量を示したものですが、日本と韓国での自閉症がひじょうに高いことがわかります。日本と韓国での農薬の使用に関係している可能性が高いと思われます。

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