警察沙汰!? | TRAVELIN’ BLUES

TRAVELIN’ BLUES

夫婦で世界一周旅行!!
2011年12月25日スタート☆
旅の様子を随時アップしていきます。

さて、ヴェネツィアから次のウィーン(オーストリア)までの電車のチケットはインターネットで予約済み

なので駅のカウンターで予約番号を見せて発券してもらわなければならない

発車駅のメストロ駅に宿があるので、着いてすぐに発券しておこうという事に

とりあえずインフォメーションに行ってどのチケットカウンターで発券してもらえるかを聴いた


そのカウンターまでの行列に並ぶ


カウンターは2つあって順番に空いた方に行く


やっと順番が回ってきて左側のおばさんのカウンターへ


iPhoneの画面を見せて予約番号を見せた


おばさん「そんな小さい字見えないからやめて」

すかさず画面をズームして見えるようにした

おばさんはちょっと眺めて、「こんなのは知らない。ここではできない。」

と手でシッシッとされた


はあ?こちとら調べ済みな上にインフォメーションで確認とっとるんじゃ!!!

と思いながらも穏やかにその旨を伝えた


おばさん無視

また手でシッシッ




はあ???



イタリアいったいどうなっちまっとるんですか


とりあえずこのおばさんは何もわかっていないようだ

しかも他の職員に聞く気もなければ、これ以上俺たちの話を聞く気もない


しょうがない


もう一回並んでもう片方のカウンターに行こう


また20分くらい並び、もう片方のおじさんのカウンターへ


iphoneの画面を見せる


おじさん「そんな小さい文字は見えないからあっちへ行け」


手でシッシッされた


おまえもかい


すかさずズームして予約番号を見せた


おじさんは少し眺めて


「いつ行くんだ?」


おれ「あさって」


おじさんは答えた









「Full」








はい?





その日のその便はもう満員だと



いやいやいや



Fullかどうかは知らんけどもこちとらすでに予約してあるんじゃ

そのFullのうちのひとりじゃ!あとはおまえがこの番号を入力して発券するだけやろわい


まあ説明すればわかってくれる(^^)

穏やかに説明した

「I have a reservation.This is the reservation number.Please ticket.」





おじさんは答えた












「Full」








落ち着けおれ


いつも意識してきた

こういう時、こういう人にこそ笑顔での対応!

ここでキレたら負の連鎖が始まる

こういう余裕が無くてイラついてる人こそおれの対応で笑顔に変えてやる!




ヘラヘラして逆にイラつかせないよう気をつけた笑顔で

「I have a reservation.This is the reservation number.」










おじさん










手でシッシッ
















落ち着けーおれー!!!



ここで発券してもらわなければウィーン行きがパーになってしまう


もういっちょ!渾身の穏やかな顔で


「I have a reservation.This is the reservation number.」




おじさん












渾身の無視



俺たちがまるで空気のようだ


俺たちの言葉、いや存在はもうここにいる中年男性には届かない






「This reservation number!!!」


吠えた


僕はここにいる


自分の存在が消えてしまわないように


吠えた





それに対しおっさん




全身全霊の無視




おれは窓を叩いて呟いた

「ええかげんにしとけよじじー」

もちろん日本語で



おっさんがついに重い腰を上げ、呟いた


「警察を呼んでくる」


おれ
「おう一刻も早く呼んでこい」













ん?



とは言ってはみたものの、イタリア語も英語もままならないおれがどう説明する?

あのおっさんにわからないイタリア語で適当なこと言われるに決まってる

しかもイタリアの警察… 


う~ん、どう考えても分が悪い


とりあえず







逃げ、引きましょう





ということでまーちゃんとふたりで競歩ばりの早歩きでその場を立ち去り



イタリアンジェラートで一息ついた


という

よくあるはなし




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