体育会系ゾンビ・ホラー映画の金字塔、
「死霊のはらわた」のメイキング映像がとても楽しいです!
本番直前、暖炉で焼けたゾンビに煙を仕込み中
日本で初めて「スプラッタ(-)・ムービー」というワードを使い宣伝した、
「死霊のはらわた」(The Evil Dead 1981年)。
この作品の中古DVD、
「20周年アニバーサリー 死霊のはらわた」(発売元JVD)
をブックオフで捕獲。
500円。
2003年発売だから、けっこう古いバージョン
本編ディスクと特典ディスクの2枚組
16ミリフィルムで撮影された、
インディーズ映画のこの作品。
特典ディスクに収録のメイキング映像からは、
いかにも自主製作らしい、
少人数、手作りな現場の雰囲気が伝わってきます。
例えば・・・
ゾンビの手を地下室への蓋で挟むこの場面。
ゴム感が強いダミーの手をセットするのは監督のサム・ライミ自身。
ゴム製の軽そうな手首をちょこんと置いてはサッと引っ込むサム・ライミ監督
劇中では凄まじい迫力のこの場面、
未編集のラッシュ・フィルムではダミーハンドの作り物感も愛おしく、
何だか微笑ましいですな。
ちなみに私の監督作、
「地獄の血みどろマッスルビルダー」でも、
似たようなことをやっています。
浴室のドアに手を挟む。私の手から型取りしたらテックス製ダミー使用
似たような、と言うか、
まあ、パク・・・いや、
えーと、
マネ・・・いやいや、
あ、そうだ、インスパイアされて撮った・・・そう、オマージュです。
まあ、この手を挟んでいたぶる描写の大元のネタは、
「サンゲリア」のこのシーンだと思うので、
「死霊のはらわた」もまた、
名作ホラーからインスパイアされていたんですけどね。
多分。
有名な目の場面の直前、ゾンビの手をドアで挟みグチャグチャに
こういう手作りな現場での撮影風景を見ると、
無性にまたホラー映画を撮りたくなりますね。
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