80's Nightmare TOUR 濱書房 | 邯鄲の夢

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徒然日記

 

80's Nightmare TOUR 濱書房

 

Musu Bore/ROSEMADDER/Krishna Blue/

W.A.R.P.

 


Krishna Blue

初見でしたが、ベテラン揃いのメンバーなので、安定した

確実性のある音を予想していました。

ところが!

斬新かつ新しいパターン連続で、意外な展開。

メジャー感マイナー感あいまざった音作りや、

YUKINOさんがいつもと違う!

という驚き、スピード感あるリズム体、岸根さんのヴォーカルの美しさ、

インディーズとメジャー、あるいは80年代、90年代、2000年代といった

新旧の世代の音 それらの優れたエッセンスが抽出され散りばめられた

エンターティメントな楽曲、開放感に驚きました。

こういう音は、これからたくさんの音を知っていくであろう若者にも是非、

聞いて欲しいと願います。

 

W.A.R.P

彼らには、少々狭いステージだったかもしれないけど

(この日は6人・・!)

激しいアクションとリズムと電飾、といういつもの要素で

攻めていました。音厚になりすぎない構成もさすが、

電子機器2機は難しいと思ったけど、十分役割分担して

面白い音になっていました。アナログピアノぽい音や

チープに仕立てた音などうまく使っていて聴きどころいろいろ。

このバンドのステージングは誰でも飛ばせてしまう、圧巻。

 

Musu Bore

世界が確立され 出したい音がとてもはっきりしていて

心地よく潔い音

すべてが「いまここ」に集約されるように計算され

音と音の間の無音すら構成要素になっている

80年代ナイトメアというより80年代ドリーム

と言った方が良いキラキラしたフレーズの数々、

振りも「あの頃」を意識しているようで微笑んでしまう、

このまま、この雰囲気を保って美しい音を作っていって欲しい。

 

ROSE MADDER

 

以前より確実に音が変わっていました。

脱皮の瞬間にたちあったような、そんな気分で見ていました。

 

変幻自在なリズム体、

特性ある早い音を選び出し

ややメジャー寄りな展開になっていましたが、

それが心地よい。

キレの良いタイコとグルーヴ感あるベース

Takさんの音も変わりましたね・・ヴォーカルさんも

美しさの中に凄みがいっぱい入って

ゴス女王系という印象が強くなりました。

アングラ演劇風で良かったです。・・

 

 

そして濱書房、これからのブッキングに期待します!・・