Morrieソロ キネマ倶楽部(3月4日) | 邯鄲の夢

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徒然日記

 

 

 

Morrieソロ キネマ倶楽部

 

毎年3/4はキネマへ・・今年は

前日の3/3がデパートメントH

だったんですね(あまり関係ないが)

デパッチのフェティッシュな

香りは残ってなくて、

静かな深海のような世界・・

 

でも今回は本当に度肝を抜かれる、という

ビックリ案件が二つ・・・

 

プログレ新曲

ROCK王道新曲

 

前半の、おもいきり

プログレな曲には驚きましたが、

タイコが気持ちよくて、

グルーヴ感最高でした。

 

後半に披露された新曲には愕然、

神が!神がこんなROCK王道な曲を!!

↑いちばんの衝撃

 

勝手に、アヴァンギャルドかつ

オーケストラのような

新曲を想像していました。

しかしそれだと

HEAD CORE REVERIEの延長線

かもしれない、

だからこその改革・・!

しかし良かった・・

いろんな要素の詰まった 音でした。

(古い人間にはノスタルジーを、

若者には新鮮さを)

 

いつもの楽曲も

編成のせいかファイヤーさん

青木さんの音が違う、

よりマニアックに、しかしROCKな音に。

Signのアレンジとか、完璧な空のリズム体とか・・

春狂えがすごくドラマチックだった・・

HEAD CORE REVERIEの曲は

ほぼオペラのように

聞いてしまうのですが、

シンフォニックROCKとも言える

美しさと震え感。

 

yukarieさんヘザーさんが参加した曲も、

めちゃジャジイでアダルトな感じに・・

そのような雰囲気で

本編ずっと濃厚だったんですが、

後半で清春さんが登場してから、

また別の面白さが入って、

デュエットはなんとも言えず

不思議な魅力でした。

パニックの芽の途中で乱入(?)

白の花束、とスペシャルな演出も

キマってました。

(パニックの芽のギターベースは

ちょっと80年代調でした、

それも雰囲気合ってた!)

 

タイトルは「犬」なのに

「キャインキャイン」と称してたナンバーから

ディープパープル調

(スイマセン古くて・・)の新曲に

切り替わったときは驚きました。

(なんども言うが本当に驚いた)

だけど、楽曲構成は素晴らしいし、

青木さんは弾きまくっているし(笑)

何より直球で入ってくる。

これは・・・11月に出るという新アルバムが・・

楽しみです・・

ジェフベックカヴァーを、

バンドで演奏されたのも、

一度ROCKへの原点回帰という

意味合いがあったのかもしれません。

 

アンコールで「光る曠野」が

聞けたのも良かった。

バンド形式だとどうなるのだろうと

思っていましたが、

期待を裏切らない、

美しくも迫力ある展開でした・・

 

そういえば、神のエフェクタ盤がスゴくて、

LEDでキラキラしてて(笑)

ほとんどの楽曲ギター弾いてらしたので、

キネマの舞台にあるお立ち台が・・全然

使われてなかった・・(笑)

 

カーテンコール(のようなもの)も

二回ありました。楽しかった。