緊急コールを押したらすぐに大勢のスタッフが救急カートを押して来てくれました。
酸素をしてくれて、痙攣止めの坐薬を挿入。
今回も2分弱で治ったので、熱性痙攣なのかと思ってた。

治ったところでMRIを撮りましょうと言われ、そのままMRI室に行ったけど、息子が全然寝てくれなくて、再び病棟に戻って点滴で薬を入れることに。
当時の息子はムチムチのパンパンで、なかなか点滴が入らない子だった。
1時間かかることもあったくらい。
当然その間ずーっと大泣きしてるんだけど、親は気が気じゃなかったのを覚えてます。

この時も処置室に連れて行かれて点滴。
ギャアギャアと大泣きしていたんだけど、プツッと声が聞こえなくなって静かになった。

もしかして、痙攣が起こった?
じゃないとこんなに静かなわけがない!
熱性痙攣じゃないかもしれない。
何だか胸騒ぎがして処置室を覗いてみたら、慌てているDr.とnurse。
私に気づいて駆け寄って来た。

「やっぱり痙攣が起きたんですね??」
と泣きそうになりながら聞くと、Dr.から「また痙攣が起きたので薬を入れました。これは熱性痙攣ではないので今から検査をします。
お母さんとお父さんは部屋でお待ちください」
と言われ、部屋に戻されました。

ぐったりした意識のない息子は赤ちゃん用のストレッチャーに乗せられてMRI室に運ばれて行った。

生きた心地のしない、長い時間が始まりました。