悪魔のささやきにご用心

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人生の分岐点、新しいことに挑戦しようとするとき、怖じ気づいてると、あることが起こります。

まるで代替案とでも言わんばかりの、自分にとってはそこそこ悪くないオファーがやってくるんですよ。

あくまでそこそこの域を出ないヤツ。

例えば、会社をやめて起業しようとするとき、そこそこ条件のいい役職の話を持ちかけられる。あくまでそこそこ。

「もう都合のいい恋愛はやめる！彼とは別れる！」と決めた瞬間、その彼から「妻とは離婚に向けて動き出した。君とのことを真剣に考えてる」とクソメッセージがくる。

実家を出て自分の人生を生きようとすると、親が急病で倒れて、これ幸いに実家暮らしの大義名分を獲得する。

まるで悪魔の囁きのように、心の弱さにつけ込んだそこそこのオファーがくるのです。

よーく考えたら、そこそこのチャンスでもなんでもない、ただの現状維持ルートだったりする。

でもこれをチャンスと勘違いするのです。

挑戦に怖じ気づいてる時は、あきらめる格好の言い訳になんのよ。

で、自分に言い聞かせはじめる。

「そうよ、挑戦なんてしなくていいじゃない。むしろこっちのオファーこそチャンスじゃないかしら。あ、そうだわ。よくよく考えたら私が本当に求めているのは、はじめからこっちのほうなんだわ。そういえばこのオファーきたとき、一粒万倍日の11時11分だったもん！宇宙は完璧だわ！チャンスを引き寄せたのよ！危なかったわーギリギリセーフ‼️」

などと色々とこじつけてコンフォートゾーンにいる理由を並べたてる。

いやいや宇宙が完璧だからこそ、これ以上ないタイミングで巧妙なワナを仕掛けてくるのではないか。

そこそこのオファーがきたときは、宇宙に試されてるのかもよ。

ファイナルアンサー？て聞かれてるんじゃないでしょうか。

もちろんどっちの選択でも間違いというわけではないけど、パターンに気づくともう少し楽にはなる。

答えは自分の内側にある。

その内側てのが宇宙なワケで。

オムライス食べようと決めたら、カレーもオススメされたので、両方注文しました。宇宙は完璧。