かわいい常連の患者さんがお見えになりました

一般的に言って、”面白くて変わったお話ね〜”　と思うかもしれませんが、事実に勝るものはない、ということで、真実に寄り添って話しますね。

昨日オフィスにお出でになったにゃんちゃんのお話です。

彼の名前はトビーくんで、人間で言えば働き盛りの青年です。
お連れしてくださったのは、私が最も尊敬している1人で、Mさんといいます。　彼女は、NYでクラシックのピアニストで、その情熱を人々の心の豊かさと毎日の幸せを望み、精進していましたが、ある日、ハッと天啓が降り、心にお告げが来たようです。その日から、まるで取り憑かれたように、現代音楽に没頭し、もちろんお仕事上クラシックが必要とされたら得意ですから、その状況に合わせ楽しくこなしていました。

さてトビーくんですが、私の長年の患者さんです。今回のトビーくんですが、かわいそうと思えるほどの弱り切った彼の目を見て「大丈夫だよ、何でも話して」と言い、私のおでこを彼のおでこに乗せ、愛と優しい思いやりを通じて「どうしたの？何があったの？」と聞きました。

その瞬間彼は「ちょっとしたストレスなの。最近年のせいでやる気がないし、私の大切なお母さん(Mさん）は、忙しすぎて、最初の頃の私との対話やコミュニケーション、そして家族としてのふれあいが減ってきていて、ちょっと寂しいんです。猫というのは、住まいの家に心も体もどっぷりと溶け込んでいるわけですが、私はちょっと変わった猫であるかもしれませんが、特にMちゃんには、心も体もぴったり調和していたいわけです。」と教えてくれました。

彼は目も半分も開けられず、頬がこけて毛並みも正気を失っているというかパワーを失っていて、目や口、そして手足の症状も人間的には病気だなぁと思いました。

私は彼の目を見て「大好きだよ、お話しして」と、私のおでこを彼のおでこに優しく乗せ「どうしたの？」と思いやりを持って接しました。

その瞬間、彼は「私の誠の故郷である生きた環境が欲しいんです。何でも良いからフレッシュなもの、生きいきしたエネルギーを持っている花や野菜をくれると、自然の生命力を受け取れるので元気になれます。だって私は病気じゃないから」と答え、

私は「今白菜や玉ねぎ、じゃがいも、キャベツがあるよ」といいましたら、「キャベツだよ！」ということでした。

そこですぐにアシスタントさんにお願いして、キャベツを持ってきてもらい、それを手足の下にひき、左耳から変なものが出ているので、そこに小さく丸めたキャベツを入れて、
10秒数えました。そのキャベツを出したら、黒い気持ちの悪いかけらがくっついて出てきました。

トビーくんの目を見たら「サンキュウ」と言っていましたね。

耳や目は腎臓の窓と言いますので、腰にある腎臓の上にキャベツをぴったり貼り、また右耳にも突っ込みました。
そしておでこにも貼り、量子波の発生器の箱型とライトをあっちこっちに置いたり、照らしたりしました。

ものの１０分ぐらいかしら、トビーくんはブルブルっと頭や全身を震わして、全てのキャベツを払い除けました。
驚くことに、トビーくんの目はぱっちり開き、ピカピカしています。
頬のこけていた状態が、ピシッと豊かに元に戻り、全身の毛が立ち上がったと言いますか、しっかりしてきました。

何よりも生気が戻りましたね。

そしてトビーくんはじっと私を見つめお話をはじめました。「いつも窓から犬の散歩をしている人間を見ていますが、
多くの方が携帯を見ながら、ワンちゃんを引っ張って連れて歩いています。おしっこやウンチが終わった瞬間、ワンちゃんが先に進もうとしているのに、逆方向に引っ張って家に帰るようにしていました。僕は、そういう人はワンちゃんを飼う資格はないし、動物の虐待だー！と思って悲しんでいました。やはり私たち動物は、ケアーだけではなくて愛と言われるふれあいが大事だし、家族なんだから、もっと大切にして欲しいな、と思っています。」

と元気になったトビーくんは教えてくれました。

そして私とMさんもその点を理解しあったのが良かったと思います。

Mさんも映画の曲を作ったり、喜びで動物さんの施設でお世話の仕事をしたり、猫ちゃんが好きな大事な人の時を過ごしたり、良い人生を歩んでいると思います。

トビーくんとは、何も変わってないと思ってたけど、最初の頃の相思相愛は少し変わってきたのかな、と私たちは反省をしながら話をしました。
愛と思いやり、そしてコツコツと好きなことをちょっとでも行い、その清い純真な心を続けていくことかな。

大自然が常に気づき、心にゆとりを与えてくれますよね。そして、誰も知らない、気づかないという”不可能”と思われる自然からのお告げ”天啓”を受ける喜びと、自然も快くその力を届けていてくれるんだな、と実感しました。

私の今回の日本訪問は、face to face, hands-on hands ですよ。
太陽と似た愛と思いやりの生命力を持ち帰ります。

with Love, Appreciation and Respect Ken Kobayashi