世界大会で学んだ事
日本に着く頃にはクリスマスが終わってる頃かな。
ロスでのトランジットで時間に余裕があるので、世界大会で学んだ事を書き留めておこう。
今年1月に、辻恵子と臨んだマイアミでの世界大会は、16位タイという健闘だったが、15位入賞という壁を打ち破る事は出来なかった。
より日本人らしく、あまり腰を動かさず、骨盤を前に切るしなやかなウォーキングを指導した結果だったのかもしれない。
そして、地方大会から世界大会まで指導出来るという、一生に一度あるかないかの経験をまさかの2年連続でさせてもらうことになった。
今年、宮本エリアナには、身長173cm股下86cm(体の半分が股下)という驚異のプロポーションを生かして、
重心を高く保ち、ポージングもハイウエストに、腰を少し横にスライドさせて、骨盤は後ろに切るリズミカルなウォーキングを指導した。
エリアナには世界中から取材が殺到していたので、なかなか指導の時間も取れず、イメージを伝える事が多かったが、本番を見てエリアナのポテンシャルの高さに驚いた。
すでにご存知の通り、見事80ヶ国中の6位タイという快挙となった。
50数年で4人目の、8年ぶりとなる15位入賞である。
今回の世界大会は、グランプリ誤報など不測の事態もあったが、
2015ミスユニバースに輝いたフィリピンは、応援の熱気もさることながら、圧倒的な存在感を出していたと思う。
今回の世界大会で感じた事は、
『いかにナチュラルに魅せられるか』
『間の使い方』
『表情から出る意志の強さ』
この3つが大きいという事だった。
舞台に立ち、一歩目の瞬間にこの3つが伝わる。
エリアナは世界大会出場者の中でもウォーキングを褒められるほどだったし、この3つも持っているが、トップ5には勝らなかったと思う。
しかし、TOP15にアジアが5ヶ国も入った事。
これは、アジアが世界的に通用する事、国境の垣根を超えてきた事、日本も日本人らしさだけでなく変わらなければいけない事を意味している。
『変わってはいけない事と、変わらなければいけない事』
エリアナもここからがスタートである。
この経験からなにを学びどう生かすか。
目の前の出来事に囚われず、自分の人生をどう生きて死を迎えるのか。
自分のいる狭いコミュニティに囚われず、
日本でもなく、世界でもなく、地球規模、人類規模でいかにナチュラルな自分でいられるか。
やってみたら出来るし、出来なくてもやる前の自分よりは強い。
以上。
自分の頭の中のメモ帳を文字にした為、読みにくかったり、長いのはご了承を(^_-)