今日は、我々の指導のモットーである「プレーを楽しむ」をテーマに話を進めていきたいと思います。
 
スポーツは元々「遊び」なので、我々はその原点を大切にしながら指導しています。
もちろん、挨拶や礼儀などに関しては厳しく言うこともありますが、プレーにおいてのミスに関して、叱ることはまずありません。
そうすることで、「プレーする喜び」を失ってしまうことが、あらゆる面において、大きな弊害になってしまうからです。
 
アメリカの小児発達の専門家であるカーリン・パーヴィス博士の研究によると、脳内に新しいシナプスを作る(凄く簡単に言うと、記憶力や学習力の向上のこと)場合、約400回の反復が必要であるが、遊びの中で行う場合は10〜20回の繰り返すで済むことを発見したらしいです。
それも、極力ストレスのない環境で行うことが大事とのことです。
「遊ぶこと=楽しむこと」は非常に大切な要素であり、子供の成長において、欠かせないものであるのです。
 
また、チームスポーツを楽しみながら行うことは、プレー以外においても、有益な役割を担っていると言われています。
集団の中で一緒に遊ぶことで、自然と、子供は周りの世界と繋がる術を覚えることができます。
逆に、楽しむことができない環境においては、心を開くキッカケを掴めず、周囲と関わる術をなかなか得られないものなのです。
 
ということで、我々は子供たちがいかに楽しく、活き活きとプレーできるかにこだわって指導しています。
褒めたり、励ますことが多いのは、そういう意味があるのです。
子供たちが、プレーの成長だけでなく、記憶力や学習力、周囲との協調性を身につけてくれたら、それほど嬉しいことはありません。
 
疑問、質問がありましたら、いつでもお声がけください。
それではまた!