【税理士・会計士受験生必見!!】「計算と理論をセット」で学ぶこと! | 社会人の簿記・会計系資格取得のためのブログ

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今日の内容

 

おはようございます。

 

2月ももう終わってしまいますね。

いや〜本当に時が経つの早い!

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今回は「財務会計(商業簿記・会計学)」

についての「学びの視点」について、

書きたいと思います。

 

特に、日商簿記検定3級とか2級を勉強

している方には知っていただきたい

のですが、

 

いま勉強している「仕訳」とか「解き方」

は商業簿記の世界で「表面の部分」

「表面の薄皮」の部分を勉強している

に過ぎません。

 

どういうことかというと、

 

商業簿記の仕訳の裏には、会計理論や

会計基準、概念フレームワークといった

「考え方」と「ルール」があるからです。

 

ですので、「商業簿記」を学ぶときには

「計算=仕訳」と「理論・会計基準」を

セットで学ぶことが必要です。

 

今回、「有価証券」の論点の問題で

このことを理解していただこうと思います。

 

では、こちらの私のオリジナル問題集

から問題を出してみたいと思います。

 

 

それでは、問題をみてみましょう!

計算自体は、簿記検定2級レベルですので、

ちょっと、検討してみてください。

 

 

さぁ、いかがでしたでしょうか?

上記の問題のポイント、

 

「計算問題」とその仕訳の裏にある「理論」

「会計基準」の内容がセットで問われている

ことです。

 

問題の論点として、

①売買目的有価証券の期末評価の処理と

その処理の論拠

 

②その他有価証券の期末評価の処理と

その処理の論拠

 

この2つが対比されるな形で問われて

います。

 

この問題をとおして、あなたに学んでいた

だきたいことは、

 

① 計算と理論をセットで学ぶ必要があること

 

②似た会計処理は対比して理解すること

 

③知識は縦(計算と理論)と横(売買目的・

その他)と体系立てて関連させて

整理していくこと

 

です。

 

公認会計士試験や税理士試験、日商簿記1級、

診断士試験などでは、「ドリル学習」は

通用しなくなるので、ぜひ、上記のような

視点で学習に取り組んでみてください。

 

頭を使って大変ではありますが、着実に

成果は出てきますので!

 

それでは、上記問題の解答を見てみましょう!

 

まずは売買目的有価証券からです。

 

上記のように、売買目的有価証券は「期末時価」

で評価され、さらに評価差額は「当期の損益」

として処理されます。

 

なぜ、そのような処理になるのか?

「評価差額の処理」の部分についてその論拠

が「仕訳」とともに問われています。

 

次に、その他有価証券です。

 

 

上記のように、その他有価証券も「期末時価」

で評価されますが、評価差額は「純資産直入」

として処理されます。

 

なぜ、そのような処理になるのか?

「評価差額の処理」の部分についてその論拠

が「仕訳」とともに問われています。

 

このように、財務会計の世界では、

「仕訳+会計基準等+理論」とありますので、

これをセットで学ばないと、本当の意味で、

理解できないんですね。

 

ということで、問題集で仕訳ばかりを練習する

のではなく、ご自身でこのように

 

「なぜ、このような仕訳になるのか?」

「会計基準の規定はどうなっているのか?」

 

といった形で学習を進めてみてください。

必ず、成果は出てきますので!

 

なお、上記の問題集もありますので、

こちらを利用していただいても効果的かと

思います。

 

 

はい、以上が今回の内容です!

あなたの資格試験の勉強の参考になれば

幸いです。

 

 

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