夏目漱石 | 小さくて面白いお店を作るブログ

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元エビ麺専門店「It`s shrimp!」店主

現 魚串酒場 店主

新しいコンセプト模索中!!

すっかり
季節も冬に突入しましたね


どうも、エビ麺専門店It's shrimp!です。
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とある日曜日

その日は
曜日柄かカップルのお客様が多くて
いつもの様にエビエビ営業していたら




テンガロンハットを被った
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ちょいワルめな初老の男性が入ってきて


「おい、エビ麺一杯くれ!」
と、ぶっきらぼうに
そしてワイルドに注文した後

勢いよくれエビ麺を食べ切った後


「おい、にいちゃん!この辺でよぉ、面白ぇ店ないのかよ?」

「え?面白い店って食べ物屋さんでですか?」

「馬鹿野郎!面白い店って言ったら変態の店に決まってんだろ!?知ってるだろ?ほら、これで教えてくれ!」

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と、千円差し出すから




「いやいや、僕知らないです、変態の店、、というか中野にはそんなお店ないっすよ!」

平和な雰囲気のカップルが
横目でチラチラ見てるのを
感じながら諭したら





「チッ、、分かったよ!これでどうだ?ん?本当は知ってるだろうが?」


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と、二千円差し出すから



流石に
怒ってやろうと思って

「だから本当に知らないんですって!変態の店知りたかったら歌舞伎町行った方が早いっすよ!とにかくそのお札持って帰って下さいよ!!」

平和な雰囲気のカップルが
変態な雰囲気にソワソワしてるのを
感じつつ言ったら


「分かったよ、、」
と、寂しい背を見せながら
お店を後にしていきました











と、思ったら
「本当は知ってるんだろ?これでどうだ!!」


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と、三千円出すから


僕も
カップルも
堪えきれずに大笑い


「wwwwもうね、その変態情報に三千円払う自体が変態プレイですよ!とにかく僕は知らないんで、歌舞伎町行って下さい!」

と、言ったら

「ごめん、、怒ってる?」

「いや、怒ってないですよ!」

「そっか、、でも本当は怒ってるでしょ?」

「いや、だから怒ってないっすよ!ww」

「ごめん、、これで勘弁して、、それじゃ、、」
と、足早に帰って行って



千円置いて
逃げるようにして帰っていきました




少し経った後で


変態な店
一つくらい知っておいた方が良いのかな、、悪い事したなー、、と感じたんですが


ということは
テンガロンハットのおじさんが取った行動はあながち間違って無かったのかも





あなたが今
まく種はやがて

あなたの未来となって
現れる


夏目漱石




って、夏目漱石も言ってるくらいだから








中野の変態なお店をご存知の方
ぜひ、当店までご一報下さいませ



さーてさて
明日はおやすみ

休み明けは
水曜日の16時から
変態シュリンプオープンしてます


ぜひ
変態な人も
正態な人も


一癖も二癖もある
ど変態エビ麺をご賞味下さいね



せーの

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It's shrimp!