映画「コーラス」(2004)
問題児ばかりの学校
「池の底」
名前からして沈みそうな暗さ
23人の生徒にコーラスを教える
マチュー先生
外見的に生徒のかっこうの餌食
にされそう。
実際、中傷誹謗、ヤジの連続
歌うことは発散、癒やし、
メロディーやそのリズムが
一瞬、現実を忘れさせてくれる。
中でも美しいソプラノの持ち主
モランジュ
最初は歌わないが
歌う声に美しい旋律と
聞く人を魅了し
自分も昂揚とした気持ちになる
横顔が美しいモランジュ
声は音なのに
美しい声には
色が見える。
何度観ても彼の声に癒やされ
また観たくなる。
そして、マチュ-先生の温かい
懐に出会えた池の底の子供たち
幸運だったなぁ。
彼と出会う人たちが
変わっていく様がまた
楽しくて、変わらない人
もいるけど、そんな輩は
きまって底意地が悪い。
子供たちが飛ばした紙飛行機
愛がいっぱい。
涙がとまらない。