【前回】
28歳の誕生日にディズニーランドに連れてきてくれた彼。
美味しいものを食べたり、アトラクション・パレードにはしゃぐ私。

夕方にさしかかった頃、
彼がシンデレラ城の前で写真を撮ろうと私を連れ出して…。

wedding story~5つの贈り物~①はこちら
 
wedding story~5つの贈り物~②はこちら
 
wedding story~5つの贈り物~③はこちら

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「あーーーー(*´∀`)美味しかった!」

リトルグリーンメンのお饅頭に満足した私。


すると突然彼が
「あ、誕生日プレゼントさ、渡したいんだけど^^いつ渡そう^^!!!!」と。


プレゼントを用意していてくれていた彼。
なんとカバンに入れて持ち歩いてくれていたのです。

プレゼントも彼が考えてくれていたので、プレゼントが何かワクワクし、
ネックレスあたりかなー(о´∀`о)などとニヤニヤ妄想しながらカバンをツンツンしたりしてました。

(〃_ _)σツンツンツンツン


しかし
ツンツンしたら、だめ!と本気で怒られ…
(´・ω・`)シュン



彼がディズニーでプレゼントを渡そうとしてくれているにも関わらず、

何を思ったのか私。


私「プレゼントはさ、またアンバサダー帰ってから2人きりの時とかでいいよー^^」

の発言。


2人きりの方がプレゼントもらったとき、甘えたりできるかなぁと思っていたの。(ぶはっ)


でもその発言に彼。


「…Σ(T▽T;)ガクガクブルブル」

(気づかない私。)



彼「ま…まぁいいや。じゃ、じゃあさ記念にシンデレラ城の前で写真を撮ろうよ^^」との言葉。


私「いーよー(о´∀`о)」


てなわけで、シンデレラ城に向かう。


テクテクテク


テクテクテク



彼「あ、ちょっとトイレ寄っていい!?」

私「いーよー(*´ω`*)」


しばらく経過。


トイレに行った彼。



(*´ω`*)


(*´∀`)


( ̄ー ̄)


(´・ω・`)?????



彼がトイレから帰ってこない。


「どーしたんだろー。」


帰ってこないー(´・ω・`)
トイレで何かあったかな。

え、トイレで一体何が??


んーんー

あ、帰ってき…



!!(゜ロ゜ノ)ノ!!!!?????



えっえっ
めっちゃ顔色悪いやん!!!!!!!!!

なんで!?
さっきまで全然普通だったのに!!!!!
((((;゜Д゜)))アワアワアワアワ


私「ど…どした!?!?!?体調悪い!?めっちゃ顔色が…」


彼(クールめな顔で)
「えっ?全然大丈夫だよ。じゃ行こうか。」

私「いやいやいやいや!!!!!!!ちょっと座ろうよ!」


彼「いや。大丈夫!行こう。」

やけに かたくなな彼。


彼が大丈夫だと言うので、心配しながらも予定通りシンデレラ城へ。





シンデレラ城到着。

2人で写真を撮る(о´∀`о)パシャパシャパシャパシャ


彼「もうちょい近く行って撮ろうー。」


どんどんシンデレラ城の近くへ。





そして。

彼「ちょっとここ座ろうー^^」


シンデレラ城の目の前に座る所が。


彼の体調も心配してた私はもちろん
「うん!座ろう座ろう!」


そしたら彼が何やらソワソワ。


あ、プレゼントここで渡してくれるのかなーと私もニヤニヤ。



彼がカバンをがさごそします。

「はい(о´∀`о)」


大きめな箱が出てきた!


ネックレスを予想していた私。


えっえっ!
なんだろう!?

と箱をあける。


すると

「わぁぁーーーーーー!!!!!!!綺麗ーーーーーー!!!!!!」


なんと誕生日プレゼントはガラスの靴なのでした。





もっとじっくりゆっくりガラスの靴を見たいのに、
なぜかガラスの靴をそそくさと箱にしまう彼。


私「???」


すると彼が


「ちょっと話聞いてもらえる?」


と。真剣な顔。


「うん^^」(?)


と私。


話し出す彼…。
一生懸命話してくれました。


ここは、私と彼だけのものとして大切にしたいので
詳細はごめんなさい。


でもね、
内容は出会ってからのことだったり
私への想いだったり


私にとって、
どんな言葉にも代えることのできない
大切な大切な言葉でした。


真剣に私に話しをしてくれる彼。


だんだん
なんだかドキドキしてきました。



こんなに私への想いを口にしてくれるなんて。



すると彼が…
またカバンを。

え?さっき誕生日プレゼントはもらったのに…



出てきたのは
私が憧れていたティファニーの青い小さな箱。


えっ…?????

あまりの驚きに思わず手で口を覆いました

あまりの嬉しさに涙が溢れてきました



まさか…
まさか…


するりと白のリボンをはずし

箱を取り出してくれる彼。



そして



パカッ。



そこには

キラキラと輝く
ダイヤの指輪がありました。


その瞬間…


彼が笑顔で

「結婚しよう。」




嬉しくて。
嬉しくて。


涙でいっぱいになりました。

胸がいっぱいになりました。

うなづくのが精一杯でした。



緊張してたんだね。

たくさんたくさん考えてくれてたんだね。

大事な物が入ってたからカバンをツンツンするの怒ったんだね




彼と結婚したいと思っていました。

27歳の年
周りがどんどん結婚していって
嬉しい反面、寂しい気持ちや焦りの気持ちになりました。


彼にプレッシャーをかけるようなことを言ってしまって後悔したこともありました。

そんな自分自身に嫌気がさして泣いてしまったこともありました。


そんな自分を変えようと、変えたいと

仕事に力を入れたり、勉強したり、
野菜ソムリエの資格をとってセミナーを開いてみたり

そんな風にしている中でした。



「結婚」のことは
彼に任せよう。

まずは私は自分を磨こう。


彼を信じよう。


私は
とにかく行動した。

考える間もなく、行動してみた。


そしたら毎日がうんと楽しくなった。

そしたら、すごく気持ちが楽になった。


彼のことがもっともっと好きになって。
気づいたら
自分のことも好きになってました。



ずっと待ってた彼からの言葉。


お互いに目指しているものがあったから

だからそれが終わるまでは
絶対ないと思ってた。


まさかこんなに幸せな日がくるなんて。

本当に。本当に幸せ。


ありがとう。
本当にありがとう。




左手の薬指に指輪をはめてくれる彼。


笑いながら「あ、返事聞いてないよ!


「もう一回言うね?」






「結婚しよう」



「はい。」

泣きつつも人生最大の笑顔でした。



~5つの贈り物~
①チーズガーデンの期間限定ケーキ
②ディズニーリゾート バケーションパッケージ
③大切な言葉が入ったガラスの靴
④ティファニーの婚約指輪



続く。


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