会話で失敗せずに相手を笑わせるための3つのポイント | ナンパ師引退(仮)えっちゅうブログpart5~黄金の鳥~

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元ナンパ師えっちゅうたつおの(メインではない)サブブログ(ナンパに関係ない記事、雑記帳、ラフ記事、メモ、適当文章、マニア・コアなファン向けw)

こんにちは。

えっちゅうたつおです。

 

会話で人を笑わせたい。

 

そんな欲求があるかたは手を上げてください。

 

はい。

 

会話で人を笑わせようとして頑張ってやった言動で、

おもわぬ空回りとなり、

逆に寒い空気になってしまった経験のあるかたは手を上げてください。

 

はい。

 

では、人を笑わせようとしてやった言動で、

空回りすることなく、

必ず相手を笑わせて、この人ユニークでおもしろい人だなと、思われる方法を知りたいかたは手を上げてください。

 

はい。

 

では、それをお教えしましょう。

 

まず、笑いが起きるのはどういうときか。

それについてはこれまでに何度かお伝えした、

「緊張の緩和」です。

 

それについては、

こちらのサイトがわかりやすいです。

 

http://utakahiro.hatenablog.com/entry/2016/02/07/044327

 

人は緊張した状態が緩和したときに笑います。

 

こちらがコントロールして、

相手をまず、緊張させる。

そしてそのあと緩和させる。

 

これをやればいいのです。

 

しかし、相手によっては、

こちらがほどよいと思われる、

緊張と、そのあとの緩和が、適切でないことがあります。

 

すると相手は、笑うことなく、

別のリアクションになります。

 

それがいわゆる空回りであったり、

寒い空気であったり、

「え?」「は?」みたいな反応になったり、

ドンビキになってしまうのです。

 

そしてそうなることを恐れ、

失敗が怖くなり、

無難な会話に終始してしまうと、つまらないやつになってしまう。

 

かといって、失敗をおそれず、

果敢に笑いを取りに行くと、

ますます寒いやつ、勘違いやろう、ヤバイやつ、ただのキッチガイ、

と思われてしまいます。

 

では、どうすれば、いいのか。

 

簡単です。

 

失敗しない方法を知っておればいいのです。

 

その方法とは。

 

ポイントは3つです。

 

それは、

 

(1)ある程度打ち解けた関係性を築いたうえで、

(2)わかりやすいフリによる緊張と、

(3)適度なボケまたはツッコミによる緩和を行う、

 

です。

 

この3つのいずれかが欠けていると、

 

空回り、

寒い空気、

「え?」「は?」みたいな反応、

ドンビキ、

寒いやつ、

勘違いやろう、

ヤバイやつ、

ただのキッチガイ

 

になってしまうのです。

 

(1)が欠けている場合、

 

いくら最高の緊張と緩和ができても、

あんまり知らない関係性の人がおもろいことをやっても、

笑っていいのかあかんのかわからない状況になってしまいます。

 

例えば、ハゲの人が、

 

「誰がハゲじゃwwwフサフサじゃwww」

 

というキレ芸で笑いを起こそうとしても、

 

その人のことをまだよく知らない人にとっては、

笑っていいのかあかんのかわからない、

笑ったら失礼なんじゃないか、と思われてしまい、

笑いが起きない。

 

なので、

 

「誰がハゲじゃwwwフサフサじゃwww」

 

というネタは、

ある程度お互いが親密になって、

事前の会話で、そういうネタのときは、

笑ってオッケーという信頼関係をあらかじめ作っておかないといけないのです。

 

お笑い芸人なんかは、

最初から、この人はオモロイことをやる人なんや、という認識があるので、はじめてネタを見たひとでも笑うのです。

 

しかし素人は違います。

相手がまだ、この人どんなひとなんやろ、の段階で笑いをぶっこむのはリスクが高いです。

 

まずは打ち解ける。

心理学で言うと、いわゆる「ラポール」を築くことです。

 

次に(2)が欠けた場合。

 

これは、いわゆる独りよがりな、

理解不明なボケをして、失敗してしまうパターンです。

 

相手がついて行けてない。

置き去りにしてしまって、

「え?」「は?」というリアクションになってしまうパターンです。

 

例えば、モノマネをする場合、

事前に、○○のモノマネをします、という事前のフリがあってこそ、

相手は、今からこの人は○○のモノマネをやるんだ、

どんなんだろ、と準備ができ、それが緊張状態となるわけです。

 

そのあとに、モノマネをすることで、

その緊張が緩和され、笑いになる。

 

ここではモノマネが上手い下手は関係ありません。

 

上手ければ、上手いwww、という笑いになるし、

下手でも、全然にてないwww、という笑いになる。

 

どちらに転んでも笑いになるのは、

ちゃんとしたフリによる事前に相手を緊張させた状態を作っていたからなのです。

 

それを、何のモノマネをするとも言わずに、

いきなり、ダンカンバカヤロ!コマネチ!

とやったところで、

 

「え?」「は?」「頭大丈夫?」「ヤバイやつやな」

ってなってまうのです。

 

すべらない話にしても、

話してはオチまでのフリとして、

いつの時の話、どこに行ったとき、誰が、などなど、

丁寧に丁寧に時間をかけて状況説明をしますよね。

 

適切なフリという緊張があってこそ、

その後の緩和が効いてくるのです。

 

最後に(3)が欠けてしまうパターン。

 

これには2パターンあって、

まず、緩和が小さすぎる場合。

 

これがいわゆる、オチがない、というやつです。

 

信頼関係も築いた、

事前のフリでこちらの話を聞いてくれていて、

話の続きをまえのめりで聞いてくれている。

 

準備は整っているにも関わらず、

最終的に何が言いたいかわからんまんま話が終わる。

 

すると聞いてたほうは、

 

「オチないんかい!」

「時間返せ!」

「結局何がいいたかったんやこいつは!」

 

ということになってまうのです。

 

それを回避する簡単なほうほうは、

最後に自分で、

 

「ま、オチないねんけどな」

「、、ってゆう話^^」

「ってゆうだけやねんけどな^^」

 

って感じで、オチないこと自体をボケにするというテクニックもありますが、何回もやりすぎると飽き飽きされます。

 

もう一つが、緩和の度が過ぎていて、ぶっとびすぎていることです。

 

これがいわゆる、やりすぎてドンビキさせてしまうやつです。

 

例えば、サンシャイン池崎の真似をして絶叫するというボケによる緩和をする場合、

それが好きな人にとっては大ウケしますが、

相手がおとなしい子であったりであまり好きでない場合、

ただただ大声にびっくりするだけになってしまいます。

 

コレは(1)にも通ずることですが、

小さすぎず大きすぎず、適切な緩和をしてあげないといけません。

 

どうしてもやりたい場合は、サンシャイン池崎のようなリスキーなものをぶっ込むことは、どっちに転ぶかわからんことを知った上でやらんとあかんということです。

 

また、ツッコミによる緩和にしても、

 

「なんでやねん!」

 

と言いながら、相手をボコボコに殴る、とかは度が過ぎていますよね。ドンビキです。

適度なツッコミでないといけません。

 

と、いうわけで、

 

相手を笑わせたいなら、

 

(1)ある程度打ち解けた関係性を築いたうえで、

(2)わかりやすいフリによる緊張と、

(3)適度なボケまたはツッコミによる緩和を行う、

 

という3つのポイントがきちんとされているかを意識することです。

 

外さない笑いで、どんどんオモロイ人間になって行きましょう!

 

 

 

 

 

 

(おわり)