2020年 ニューヨークウエデイング(トレンド編2) | ニューヨークウエディング、フラワーデザイナー

ニューヨークウエディング、フラワーデザイナー

ニューヨークを拠点に全米、世界のトップデザイナー達とドリームウエデイング、桁違いのウエデイング

 

こんにちは、アメリカはコロナで最も大変な都市ニューヨークから配信してま〜す。

皆さんへウエデイングの情報。特にプランナーさんに読んでいただけましたら、

又今度結婚式を予定している花嫁さんにとっても参考になりましたら幸いです。

 

ニューヨークの自粛ムードはすごい。

きちんと距離をとって歩く、マスク、手袋(これも重要)、サングラスは必須ですね。

悲しいニュースも来るけど、前に進むしかないですよね。

 

よく聞かれる質問について説明していきたいと思います。

 

今回のニューヨークのトレンドや実際の結婚式の予算等もご紹介していきたいと思います。

 

 1。ニューヨークトレンド

   マイクロウエデイング( Micro Wedding) 

   昨今ではやはり少人数での結婚式レセプションがニューヨークでも増えてきています。

   (親友や、親愛なる人達をご招待して。)

   とは言っても安くなく、高額な40人ぐらいの挙式です。

   特に内向的なカップル。大げさにやりたくないカップにとってはということです。

   料理も高級レストラン、配るギフトもスペシャルで、この時ばかりとゴージャスに

   自分らしさや拘りも入れた結婚式(今いう Bespoke)も人気になってきているのです。

   

2。色的にはボルドでポップなカラーです。

   ぜひ考えていただきたいのはボルド(Bold)カラー是非ここは調べて頂いて、

   それぞれその中でも捉え方が違います。 Check this out!

   又は、センチメンタルカラー(これもチェックしてみてね。)

   みんなが思うセンチメンタルカラーってどんなですかね?

 

3。セレモニーではアイル(日本ではまだまだバージンロード)って言っていますが、

   創造性に富んだアイデイア、よくpinterestで見られる。フラワーロード

   *バージンロードって日本しか言わない。

   外国人に言うと皆笑うのですよ。それ和製英語ですからね。

   (いまだに日本ではバージンロードと書いているのも多いですが。)

   世界の標準に合わせたいですね。

 

   食事やドリンクにも拘る。

   食事って? そうカップルがすごく好きな料理を1品混ぜて出すとか?

   ゲストへのギフトにも自分達がいつも食べていたりするもので超お気に入りを混ぜ込む

   事でパーソナルタッチになるんですね。(自分らしさ)これこそ、パーソナライズ

   ドリンクも一緒で二人が好きなドリンクをカクテルタイムに入れる等。

   こちらではシグネチャードリンクと言います。

 

   日本の会場だと、ゲストに決まった引き出物ギフトこれから選んでください

   というのが多いと思いますが、これに関してもっとバラエテイーであったらいいですね。

   カップルが好きなスナックとか、ドリンクとか。

   ゲストへの Welcome Bagも人気ですよ。 

 

4。グリーンバイブ (サステイナブル)よく耳にする言葉ですが、

   これにはローカルで生えているグリーン

         田舎だと道端でも、野原でも生えているものでもOK.

  (NYのような都会には道端に野草は生えてないけど)

   地元のアーテストさんが心込めて作っていたりするもの

   これこそ、地域活性化に役立っていますよね。

   NYもそうですが、全米でプランナーさんが奨励しているのは、

   オアシスを使わないアレンジが人気になっています。

        なんと生花チックですよ。

   今回はこのぐらいにして、次回もっと掘り下げた内容をお伝えしていきたいと思います。

 

   さて、アメリカで平均の結婚費用ってどのぐらいかかるの?2019年データー

   こちらは平均的な金額です。(これは約100人を想定して)

 

   アメリカは世界で25番目に高額予算の国になります。

            東海岸の平均  お一人様$252

     平均のカップル年齢33歳 

            ニュージャージー(South)            $40,200

            ボストン                                       $40,700

            フィラデルフィア                            $46,200

            ニューヨーク(郊外)                 $47,000        

            ニューヨーク(マンハッタン)         $77,000 約800万円ぐらい。目

 

   ちなみに

    

   ハワイ                        $278/人    $37,827

         カルフォルニア              $231             $31,437

   ただし、ロスアンジェルスはセレブ婚はミリオンの金額が違うので、

   ここにはあえて入れてないようです。

   なんていったらキリがないですが、あくまで参考です。

 

 

        Who pays? 

   では、一体誰がいくら支払うのでしょうか?っていう質問も多いですが、

   昔はアメリカは花嫁側の家族がほとんどを払う習慣がありました70%〜80%近く

   昔、花嫁側の両親は娘3人いると破産すると言われてました。

 

   昨今のミレニアムカップルは自分たちで払うカップルも増え、

   又収入が多い方が負担を多めにする、親に頼らないケースもあります。

   それか1/3 をカップル、それぞれの両親に負担してもらっているカップルも

   多いようです。

 

   日本はご祝儀をあてにして、予算を組まれるカップルも多いですが。

   アメリカのご祝儀は基本無いものと思って(あてには全くできません。)

   中には持ってこないゲストもいます。それに料金は決まってはいないので、

   大体の目安ですね。

   お国柄によってご祝儀のところもあり、持ってくるゲストもいます。

   日本のように、お一人様3万円ぐらいなんてことはそうそうありません。

   (大体 $100から:1人参加、 $250ぐらい:カップルで参加)

   ユダヤ人の結婚式で親友でしたら$300ぐらい(一人)

   親戚は$1,000ぐらいから持っていくようです。

 

   ニューヨークの皆さんが写真をみて「すごーい、ゴージャス」

   と思う豪華結婚式だと$700ぐらい持っていかねいといけないという説もあります。

   でも、全く持ってこない人もいますね。

   (正直これは面の皮が厚いってみんな思ってます。)

   元々はご招待でみんなに祝ってもらう事なので、

   持っていかなくてもいいと思っている人もいます。(稀ですけどね。)

   たまにそんな話も聞きます。

 

   ニューヨークも日本も一緒なのかな?

   特にアメリカ人の新郎のお母様がお金を援助してくれるとなった時は

   自分の意見が通ることは、ほぼないと思った方がいいですね。

   (全員がそういうわけではないですが、)

   そういうお母様は自分がしたい憧れに走ることも多く、

   花嫁は頭を前に振るだけになってしまうケースもあります。

   そこを割り切るのか?それとも頼らず、自分の憧れを通すか?

   アメリカも状況は一緒ですね。

   

   韓国もどちらかというと花嫁家族が払うことが多いそうです。

   席次の作り方も違うので、色々話し合ってください。

   国際結婚カップルでたまに揉めるのは、日本はほとんどが男性が払うので、

   きっとそうだろうと思っていては、とんでもないことになります。

   そこはよく相手の国の風習、習慣も知る必要があります。

   (大事ですよ。)

   結婚式の用意の時に揉めたり、相手ががっかりすることもあります。

 

   まずは、自分達がどんな結婚式にしたいかを良く話し合った上で、行動しましょう。

   

   少しでも参考になりましたら幸いです。

 

   自粛で外出があまりできなくて

   不便なこともありますが、それなりに楽しんでいます。

   2週間目がだんだんフラストレーションもマックスになったりしますが、

   外で太陽を浴びて生えている木や

   花も観察すると頭が冴えて、閃きもありますよ。

 

   それでは皆様

     Stay Safe, Strong and Healthy!  

     Love from New York. 

     New York loves all. 

    Love wins.