店の1番高い棚に飾ってある、今は使っていないシェーカー
シングルモルトウイスキーのマッカラン12年旧ボトル
この2つのどちらかが欠けていたら自分は今この場に居なかったはず。
あの時、あのカウンターでウイスキーグラスに注がれていたマッカランに出会わなければお酒が嫌いなままだった。
20年間生きてきて初めてお酒を心の底から美味しいと思い、感動した味。
今まで何種類のマッカランを飲んだか思い出すのに少々時間が掛かる…それだけはまったウイスキー。
今は使っていないシェーカー。このシェーカーを何万回、何十万回、何百万回、もしかしたらもっと振ったかな?多分このシェーカーで振るカクテルが1番気合いが入り、1番美味しくなるはず。
でも、もうこのシェーカーでカクテルを造る事は絶対に無い。あるとすればバーテンダーをやめる時。
使わない理由はお客様や知人は解ってくれている、何故棚に置いてあるかも…
両方無かったら、どちらかが無くても今の自分は居ないだろうなぁ。
と、今思いながら
この思い出のマッカラン18年1984を1杯飲んでおります。
持病の腰と足がモーレツに痛いんですけどね…
この頃の良い先輩バーテンダー達やすすきので働いていた心優しいバーテンダー達を思い出したくなったので。
もちろん、お世話になった皆さんは今でも良い方々です!全く自分と関係が無く年下バーテンダーの僕に遠回しに喧嘩売ってくるゲスなバーテンダーは数人いますが(笑)アハハッ。
よし、ラーメンと餃子を食べて帰ろう!