今晩…
フィリピン最終日の夜は久しぶりに部屋にこもり、ユックリとした時間を堪能させてもらいました。
エグチホールディングス株式会社 江口勝義です。
いつも読んで頂きありがとうございます!
皆さんはこのお方はご存知でしょうか?
株式会社ダイヤモンドダイニング
代表取締役 松村厚久 社長
東証一部で上場されている、日本の飲食業界では知らぬ人は居ないであろう、カリスマ経営者様です…
僕は一度だけ、正確に言うとお目に掛かった事があります。
僕も立ち上げの時から席だけは起き続けております、パッションリーダーズが名古屋で開催される事になり始めた3年ほど前、基調講演のため名古屋入りをされて、松村社長のお話を直接お聞きした事があるからです。
いつもキラキラ輝く、Nexyzの近藤社長のスピーチの後に、沢田研二のTOKIOが鳴る大音響の中、ド派手な衣装に身を包んだ松村社長は…
何だ…この人…兎に角ぶっ飛んでる…
これが本当に第一印象。
普通じゃ無い。
名古屋あたりには絶対に居ない存在感を、体中から漲らせ元気よく飛び出てきて、創業当時からのお話、この本の中に出てくるまんまのお話を聞き、正直なところ…
「 何なんだ…この人は… 」
僕は一般的な凡人なので、少しお話を聞いたくらいでは、松村社長の様な天才の事は見抜けずに、ただただ〝 違う世界の人 〟として眩しく見ておりました。
この本にも詳しくは書いて有りますが、当時から明らかに病を患われている事は一目瞭然でしたが、松村社長ご本人も、誰もその事には触れず、何となく違和感を感じていたのが本音です…
後々わかる事になるのですが、あぁ、これが上場企業の社長の心構えと言うものなのか…
やはり僕達一般人とは全然違う…
流石はあのダイヤモンドダイニングの社長様だと思いました。
奇しくもこの講演をお聞きした日は、初っ端に僕が150名を超える経営者の皆様にビジネスのプレゼンをする事が決まっており、普段は緊張と言うものは全く皆無な僕でしたが、フェイスブックの〝 過去の記事 〟によりますと、頭が真っ白になり何を話したか覚えていない…と書いてありました…
そりゃ緊張しますよね…
近藤社長、松村社長も 一応は目の前で僕のプレゼンを聞いて頂いているんですから…
この時ほど緊張し、その時のことを憶えていないという事は後にも先にもありません…涙
この講演後、1年半程はパッションリーダーズには顔を出しておりましたが、忙しさにかまけて行けずにおりました所、行く機会を逃し続けておるのが現状で、今や知らない人ばかりの状況、浦島太郎状態になってしまっており、席だけは置かせて頂いております…涙
1~2カ月ほど前…
とある情報から松村社長に密着したテレビ番組がやる事を知り、隠れ松村社長ファンの僕は迷わずチェック!
これを見られている皆さんも、あの番組を見られた方は多かったのでは無いでしょうか?
僕は家でユックリと1人の時間を取り、テレビの前で待ち構えていました。
既に若年性パーキンソン病を告白されており、その生き様と生涯におけるチャレンジをドキュメンタリーで綴るその内容に、僕はずっと涙が止まりませんでした。
可愛そうだとか、何故松村社長だけが?
そんな安っぽい理由ではありません。
今与えられている恵まれた環境の中で、精一杯、これ以上無いほど知恵を絞り、前を向き、這いつくばって勝負している〝 つもり 〟の自分に腹が立って腹が立って仕方がなくてです…
本当はもっとやれるんじゃないのか?
もし、俺がこの立場だったら…
想像ができてしまいます…
心が折れ、何かのせいにして毎日を過ごしているのでは無いか…と。
僕の中で、この日からまた〝 命の砂時計 〟の話が頭をよぎる様になりました。
僕は人生の中で時間が1番大事だと考えております。
その大事な時間を自分自身が無駄にする、ひとに無駄にされる事を嫌い、今頭の中にある、自分自身で考える自由な時間を作っていく事が人生の目的、目標でもあります。
時間だけが有限で、時間だけが何人にも平等だと考えているからです。
僕達は死ぬまで、自分の意識次第で成長を続けていく事が出来ると確信しており、また、間違いなくその〝 時間 〟がいつか終わりを告げることも同時に考えておく必要がある。
この事からは絶対に逃げずに、だからこそ〝 本気 〟で人生を生きなければ成らないと、ふとした時によく考え、自分自身を鼓舞しております…
松村社長のテレビを見て3日程経ったある日…
実家に顔を出す用事があり、いつものルーティンである親父の仏壇に手を合わせ、親父に現状の報告をして仏壇の灯りを消そうとした時に、ふと仏壇の間隣右側にある本棚に、この本を見つけました。
ああっ!!
〝 熱狂宣言 〟
いつも通りamazonで購入しようと思っていましたが、松村社長のまっすぐな生き方を綴ってあると知っていたこの本を購入する事から、読む事から正直逃げている僕がいました。
その本を手に取り、これは間違いなく姉の本だと確信していたので、了解を経て持って帰りましたが、暫くはやっぱりこの本を読む事から逃げ続けていました…
僕は今でも一月に5~10冊ほどの本を読んでいます。
海外に行く時には必ず3冊は持ってくる様にしており、時間を見つけては人知れずジックリと味わいながら読んでいます。
皆さん、
この本…
この小松成美様という作者様と、松村社長の…
もし皆さんが経営者でなかったとしても、必ず読まれた方がいいと思います。
こんな素敵な生き方があるのか…
こんな人を目指す生き方がしたい。
人それぞれの受け取り方、人それぞれの考え方があるとは思いますが…
僕は久しぶりに心が大きく震えました…
詳しく書く事は避けておきます。
松村社長の生き様、本やテレビの中の社長の事とは思いますが、僕は大きな勇気を頂きました。
僕達も、今、大きな大きな勝負をしにこのASEANにやって来て、まさに後は…
〝 やりきるか? やりきらないか? 〟
の所まできております。
日本で出会う人脈やお客様、それはそれは弊社にとっては大変スケールの大きなお会社様と取引をさせて頂いておりますが、こちらで出会う方々はあり得ないスケール感の方々です。
僕とウチの若手のエース、2人で暴れまわっている形ですが、たまに大きな大きな、なんとも言えないプレッシャーに押し潰されそうになる時があります。
最終的には やるしかねぇだろ!!
そこで考え方は纏まり、2人で気勢をあげ走り回っておりますが、これからは…
こう言う社長がいる。
とてつも無い、僕達若手経営者の心底お手本になる大先輩がいる。
そう思えるとこれからの自分達の行動に勇気が込み上げてきます。
松村社長が本に書いてある、小松成美さんが執筆された、中田英寿さんの本を何度も何度も読んだと書いてありますが、僕もこの本を僕のバイブルの一冊としていつも手元に置いておきたい。
読み終えた今そう思えました。
今の僕に1番必要なこの本を、まさにこの瞬間
〝 引き寄せた 〟
そう思えた一冊でした。
いつの日か病気を完全に克服された松村社長に、僕自身も胸を張って
ありがとうございました!!
そう伝えられる日を目標に明日からもまた、
勝負していきたいと思います!!
いつも最後まで読んで頂きありがとうございます!!
やりきってやります!!!