葛飾区子育てママグループ母の会の
まりこんぐです。
私は絵本や児童書が好きで子供たちが字が
読めるようになってからも毎晩読み聞かせを
楽しんでいます。
ファーストサイン教室では絵本の選び方なども
お伝えしています。
先日読んでいたこちらの本にこうありました。
- 物語が生きる力を育てる/脇 明子
- ￥1,680
- Amazon.co.jp
昔話は途方もない歳月のあいだに多くの語り手や
聞き手によって磨かれ続け力強い物語へと
成長したわけですが、一人の書き手によって
新たに作られる物語が本当に力強いものに
なるためにはどれほどの工夫、どれほどの手間が
必要かおわかりいただけると思います。
どんな作品を、おおまかな筋はおなじだからと
いってろくに感情移入もできないような
ダイジェストの形で子ども達に手渡して
いいものでしょうか？
読書が大変なのはその世界に入り込むまでで
いったん入り込めたらもっと長ければそれだけ
楽しめるのにという気さえしてきます。
本当に感情移入して呼んだ本のなかの出来事は
まるで自分が経験したように記憶に刻みつけられます
からちゃんとした作品であればあるほど
「それまでのお話」は楽に覚えていられます。
長いから古いからといって嫌煙しないで
本当に力のある物語を子ども達に手渡して
いってください。
ここまで
以前、学校の図書室の貸し出しのお手伝いをしたことがあるの
ですが、子ども達の中には本の挿絵が好みでなかったり、
字が細かすぎたりするとパラパラとめくっただけで本棚に
戻してしまったりするようです。
それを私はとても残念だなぁと思いました。
なぜなら、今どきっぽい可愛いイラストでなくても、字が
細かくても楽しくて、面白くて、まるでその本に入り込むような
気持ちになれる素敵な本はあると思うからです。
ダイジェスト版の本を読むことはあり、時間のないときには
お話を選ぶ手間もないので我が家にも何冊もお話が
入っている本があります。
それなりに面白く、有名なお話の大体の筋は覚えて
おくことはできますがそれは物語をなぞっているだけ
だからなのか少し物足りなさを感じたりもします。
毎日のように読み聞かせして
いてもすべての本や章を覚えていられるわけでは
ありません。
しかし、脇さんの書いているように
不思議と物語の好きなエピソードをそれこそ自分が
体験したようにいくつも覚えている作品がいくつかあります。
それが私の場合は
「やかまし村のこどもたち」のシリーズと
「ヘンリーくん」のシリーズです。
- ヘンリーくんとビーザス (ゆかいなヘンリーくん 3)/ベバリイ クリアリー
- ￥1,260
- Amazon.co.jp
どちらも子ども達の日常を描いているということと、第三者が
お話を導いていくのではなく、子供たちの絵日記を読むように
子どもの目線で物語が進んでいくのが魅力です。
また、この二冊はメルヘンやファンタジーの要素も少ないので
大人心に「うそだーー」と思わずに物語に溶け込めるということ
なのかもしれません。
- やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))/アストリッド・リンドグレーン
- ￥672
- Amazon.co.jp
子どもは大きくなるけれど、大人が小さくなることはありません。
でも、本の中では自分も子どもみたいに楽しめる。
そういう魅力に気がつけたことが読み聞かせで得た一番の
喜びだなーと思います。
このブログを読んでいる方は赤ちゃんを育てている方が
多いかと思いますが、是非小さい頃から一日10分でいいから
子どもと本を楽しむ時間を持ってもらえたらなぁと思います。
子どもと何かを共有できる喜びを感じられるのではと思います。
＜＜サイン日程ご案内＞＞
ファーストサインは赤ちゃんとジェスチャーを
使ってコミュニケーションをとる方法です。
歌や手遊び、絵本を盛り込んで楽しく開催
しています。
冬場は大変お休みが増えるため
二回クラスにしています。
お座りぐらい5ヶ月位～お話前
9000円
【教材費2625円・ランチ・ティータイム含む】
★1・2月二回クラス受付中
10:30～13時 ランチ付
サインA1/27
サインB2/10
一日で学びたいお急ぎの方は
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オススメです。
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