タイのバンコクではSt. Regis(セントレジス)ホテルに滞在。昨年にできた、まだ新しいホテルです。
St.Regisは日本ではあまり有名ではないですが、日本でも大阪に2010年に開業しています。
ウェスティン、シェラトンを擁するStarwoodグループの最高級ホテルとして位置づけられており、高いサービス品質とバトラー(イギリスで言う“執事”)サービスを売りとしています。
バトラーは、例えば到着時と出発時の荷造り、到着時の洋服のアイロン、部屋へのコーヒーサービスなど、部屋の中のことを含めて対応してくれるサービスを提供しています。
ただ、メイドが当たり前の新興国の上流階級であれば荷ほどきや荷造りまでお願いするかもしれませんが、日本人がそこまでお願いすることはほぼなさそうです。
マリオットグループの最高級ブランドとして位置づけられたリッツ・カールトン、ヒルトングループの最上級ブランドであるコンラッド、そしてマンダリンオリエンタルやシャングリ・ラに対抗するブランドとしてStarwoodグループでは活用されており、最近は特に拡大させています。
出自は1900年初頭のニューヨークと言われているので、昔からあるトラディショナルな名門ホテルのブランドを、極めて近代的にリブランディングしながら使っているわけです。
もともとタイは仏教観をベースにして、他人へのホスピタリティに優れた国です。
さらにLady boyと呼ばれる、いわゆるニューハーフ的な男性も多く、男性も当たりが優しい人が多く、そうした感じとSt. Regisのサービスが組み合わさって、St. Regis Bangkokでは高いサービス水準を生み出しています。
とはいえ、結局やることは仕事なんですが。
せめてホテルにいるときは、プールサイドで仕事です。