On Mom's Lap主催の3日間のサマーキャンプが無事終了しました。

年長さんから小学3年生のバイリンガルの子供達8人と過ごした時間、"本当に濃かった〜〜!!照れ


今回のサマーキャンプのタイトルは、
Play and Discover.
遊びながら探求する、アクティブラーニングを取り入れたレッスンを3日間。

クローバー1日目の テーマは"多様性(diversity)"
 グループに分かれて、それぞれがインド、南アフリカ、オーストラリアについて調べて、そのレポートを皆の前で発表します。
 
 色々な国の子供達の写真を並べて、その子達の出身国を当てるクイズからスタート。服装や肌の色などから、国を推測していきます。単純に見た目だけでは判断できないものもありましたが、子供達、かなり鋭い!!
最後は、様々な国の人たちの、相違点と類似性について、子供達に考えて意見をまとめました。

人と違うという事は、良いこと?悪いこと?
その違いに対して、皆んなはどのように行動する?

日本の小学校教育の中では、このような問いについて、深く考える授業はまだ少ないですから、ほんとうに良い機会になりました!おねがい

クローバー2日目は、"絶滅動物と地球環境"について。
The earth is in danger! What can you do to help?

地球環境の問題を理解した上で、
子供達一人一人が環境改善の為に自分は何が出来るのか?
大きな問題を自分の日常生活と結びつけて考えて行動してもらえるように、レッスンを設計しました。

まずは、絶滅(extinct)と絶滅危惧(endangered)の違いについて、話合い。
実は部屋の中には、沢山の動物(カード)が隠れています。それを、皆んなで探し出してもらいました。(scavenger hunting)。
さらに、それぞれが見つけた動物が、extinctなのかendangeredなのかグルーピングしてもらいました。

そのあとは、写真とイラストを使用し、
環境問題の現状と、その原因について考えてもらい、ペアで発表してもらいます。

絶滅動物についての写真やイラストを使い、
What(絵の中で何が起きているのか)と、
Why(その原因)について、プレゼンテーションしています。

そのあとは、実際に外に出て街の中や公園の中を歩き、環境にとって良いものと悪いものを探してきてもらいました。

普段なら何も考えずに街の中を歩きがちですが、
今回は、
There's a trash! I can smell bad gas.
There are only few birds. Oh, that man in planting flowers! That's good for the earth.

などなど、子供達は、一気に環境コンシャスな目で世界を見るようになっていました。こういった、子供の素直さ、純粋さって、素晴らしいなぁラブ

最後には、地球を救うための自分のアクションプランを作り、発表しました。

クローバー3日目は"サイエンス面白実験"
実験遊びは、とにかく、やるだけで楽しいのですが、
楽しむだけでなく、何故?を考える事が大切です。

今回は、実験の前に、各自がしっかり仮説(hypothesis)を作り、検証していくというサイエンスのプロセスを大切にしました。



結果は予想通りだったかな?
実験中には思わず、ワーォ!と驚きの声が上がりましたよ(笑)

今回の実験で子供達が学んだのは、
『密度(density)』
浮く?沈む?の実験では、
モノの浮き沈みは、大きさや重さではなく、密度と関係していることを知る事ができました。

密度は目で見ることは出来ませんから、
おはじきを使ったモデルを用いて粒子の密度を説明する工夫をしました。

音譜音譜音譜音譜音譜音譜
とにかく、子供が、
自由に考え、
話しまくる3日間となりました。

8人とも、目をキラキラさせて、
とにかく始終ずーっと手を挙げてくれ、どんどん発言してくれて、

まさか、こんなにマシンガンのように皆んな話す??!!と、正直私もびっくりしました。
(皆さん、英語は流暢なのは、当たり前としても?)

講師が沢山話す座学のレッスンではなく、
子供達が主体的に考え、行動して作り上げるサマーキャンプになったことが、一番の収穫です。


難しめのテーマを扱ったのですが、
とにかく笑いの絶えないサマーキャンプでした。

毎日暑い中、公園でもたっぷり遊んで、
ジョークも沢山言って大笑い。


アイスクリームも毎日好きな味を選んで、皆んなで交換して食べたり、
追いかけっこして、駆け回ったり、
水風船🎈でびしょ濡れになるまで、遊んだり。

難しいテーマでしたが、
純粋な心、そして、まだまだ柔らかい頭をフル回転させて考えてくれた子供達。

くだらない遊びも沢山織り交ぜたのも、バランスが良かったかな?

先生として参加させてもらった私も少しだけ成長出来た3日間になりました。

また、いつか子供達に会えたらいいな。

遠くから参加してくれたお子様、
暑い中送迎してくださった保護者の方にも感謝です!

そして、言語学が専門であり、また英語講師としてのプロフェッショナルな経験豊かなMariko先生無しでは実現できなかったサマーキャンプです。

本当にありがとうございました♫