英検の1次の合否が発表されましたが、
    受かった、落ちた!も、もちろん気になりますが、何よりも大事なのは、何が出来て、何が出来なかったのか?という結果のレビューだと思います。


    『幼児期から、
    おうち英語をコツコツと進めていれば、
    自然と英検に受かるようなチカラがつく』と、
    前の記事に書きましたが、

おうち英語でカバーされにくい範囲もあります。

今回の英検の受験結果をみても、よくわかりました。

幼児期から英語に毎日自然な形で触れていると、
日常生活に関わる語彙や表現は自然と身についてきます。

英検でいうと、3級が、
日常生活で困らない程度の英語力と、言われていますよね。

そして、2級くらいになると、
日常だけでなく、もう少し広い範囲の社会的な内容をを英語で理解し表現することが求められます。

おうち英語っ子は、就学年齢になれば、
ネィティブのお子さんが使うようなサイエンスや社会のワークブックや読み物に触れる(主にノンフィクション)ことで、徐々に身についてきます。

そして、英検2級レベルですと、
社会的な内容というのも、下記のようなテーマから出題されます。
宝石ブルー環境・資源
宝石紫科学・技術
宝石赤自然・動植動物
宝石緑身体・健康・医療
宝石白ビジネス・経済
宝石ブルー社会・ニュース
宝石赤歴史・文化

ここで、ネックとなりやすいのが、
"ビジネスと経済"の分野です。

我が家も、
ネィティブのお子さんが使うようなテキストやワーク、そして本などを使いサイエンスや社会系のテーマをホームスクーリングしていますが、

"ビジネスと経済"の分野は、
grade1,2,3あたりのワークブックや読み物では、あまり扱われておらず、全くと言っていいほど触れていません!びっくり(アメリカの小学校低学年〜中学年のコモンコアでにも、入っていないのかも?)
年齢的にも、ビジネスや経済のテーマは、まだ早いと思っているので、
我が家の7歳にも、特に教え込んだりはしていません。(英検対策として本気で高得点狙いたいなら、対策すべき範囲なんでしょうけれど。)

例えば今回受けた英検2級の語彙問題が、こちら。

●Air conditioners were in (            ) last summer because of the very hot temperatures.

1.demand 
2.common
3.advance
4.detail

正解は1のdemand
需要という意味です。

Mたんは、残念ながら不正解!!

需要と供給という経済の概念については学んだこともないので、
demand(要求する)という意味は知っていましたが、
demand(需要)の意味は知りませんでした。

このように経済やビジネスに絡む問題が、冒頭の20門の中に2,3ありましたので、今回は、難しかったと思います。
更にラィティングのお題も、ビジネスの分野が絡んでいました。

この分野からの出題が少なめの回もあるので、そのような問題にあたると、おうち英語っ子は合格しやすいかもしれません。

その辺りは、予想は難しく、完全なる運なので、
たとえ、経済ビジネス分野問題で失点したとしても、他の部分で得点を稼げる見込みがあると判断できる時が、受験すべきタイミングなのかもしれません。