*理念の上に花が咲く*教員研修をハシゴしても授業が変わらないワケ | 人生の経営者を育てる教育事業家 Edupreneur ® 江藤由布

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みんなが自分の得意なことやワクワクすることを極限まで尖らせ、発信し、共創することで優しい世界を実現する。高校の英語教諭としてプロジェクト学習やアクティブラーニング、オールイングリッシュ、ICT(iPad)を使った授業を発信。2020年よりブログはnoteへ。

3月と8月は毎週のようにどこかで研修が行われています。

 

そして、ハシゴしている人の多いこと!

 

でも授業が変わらないのはなぜでしょう?

 

どうすれば【アップデート】されるのでしょうか。

 

 

 

こんにちは。江藤由布です。高校教諭をしながら社団の理事として新しい学び、オーガニックラーニングを広めています。

 

 

 

今日は、先生がアップデートされる瞬間に必要な要素についてお話します。

 

きっかけは、オーガニックラーニング主宰のオンライン講座でした。

 

受講者のお話の中にヒントがあったんです。

 

 

 

 

3月に「授業デザイン講座」をオンラインで行いました。

 

4週連続講座で、毎週PCの前に集合し、学びを深めていきます。

 

今回は、Howを中心にするつもりで、さまざまなアプリを紹介したのですが、実はアプリを使えるようになったことでは感謝されませんでした。

 

むしろ、受講生の印象に強く残ったのはこの3つだったそう。

 

 

 

①チームで行ったストーリーテリングで笑い転げたこと

 

②反転授業なのに、課題をしてこなかったけど暖かく迎え入れられたこと

 

③それぞれのアツい想いを共有できたこと

 

 

そう、大事なのはHowの部分ではないんです。

 

Whyの部分や、感情、人間関係からの学び。

 

理念あってのHowでないと意味がありません。

 

 

逆に、理念なくして研修に首をつっこんでみても、あっという間に元通り。大きな変化はないといえます。

 

 

では、上記の①②③はどの部分が理念に関係しているのでしょうか?

 

①’笑い転げたことと、チームであること。監督者なし、安心安全の場で心を開くことができた。

 

②’失敗しても許される。やり直しがきく場であったこと。

 

③’対話を通して素直な想いを共有できたこと。背中を押してくれるピアメンター的要素。

 

 

この三つが講座の効果をぐんと押し上げたのです。

 

講座も学校も同じ。先生から生徒の一方通行では効果は半減。

 

 

生徒の学ぼうとする気持ち、

 

安心安全の場の確保、

 

安心して失敗できること、

 

お互いに「やってみな!」と背中を押せること。

 

 

そんな素敵な場に居合わせたことが本当に幸せでした。

 

現在、講座で学んだ方の取り組みが全国に広まっています。

 

教育界の未来も明るいですね(^^)

 

 

 

理念の上に、花が咲くガーベラガーベラガーベラ

 

 

アツい想い、どんどん共有して行きましょうね!

 

 

オーガニックラーニングのサイトはこちら:

http://www.organic-learning.net/