3月と8月は毎週のようにどこかで研修が行われています。
そして、ハシゴしている人の多いこと!
でも授業が変わらないのはなぜでしょう?
どうすれば【アップデート】されるのでしょうか。
こんにちは。江藤由布です。高校教諭をしながら社団の理事として新しい学び、オーガニックラーニングを広めています。
今日は、先生がアップデートされる瞬間に必要な要素についてお話します。
きっかけは、オーガニックラーニング主宰のオンライン講座でした。
受講者のお話の中にヒントがあったんです。
3月に「授業デザイン講座」をオンラインで行いました。
4週連続講座で、毎週PCの前に集合し、学びを深めていきます。
今回は、Howを中心にするつもりで、さまざまなアプリを紹介したのですが、実はアプリを使えるようになったことでは感謝されませんでした。
むしろ、受講生の印象に強く残ったのはこの3つだったそう。
①チームで行ったストーリーテリングで笑い転げたこと
②反転授業なのに、課題をしてこなかったけど暖かく迎え入れられたこと
③それぞれのアツい想いを共有できたこと
そう、大事なのはHowの部分ではないんです。
Whyの部分や、感情、人間関係からの学び。
理念あってのHowでないと意味がありません。
逆に、理念なくして研修に首をつっこんでみても、あっという間に元通り。大きな変化はないといえます。
では、上記の①②③はどの部分が理念に関係しているのでしょうか?
①’笑い転げたことと、チームであること。監督者なし、安心安全の場で心を開くことができた。
②’失敗しても許される。やり直しがきく場であったこと。
③’対話を通して素直な想いを共有できたこと。背中を押してくれるピアメンター的要素。
この三つが講座の効果をぐんと押し上げたのです。
講座も学校も同じ。先生から生徒の一方通行では効果は半減。
生徒の学ぼうとする気持ち、
安心安全の場の確保、
安心して失敗できること、
お互いに「やってみな!」と背中を押せること。
そんな素敵な場に居合わせたことが本当に幸せでした。
現在、講座で学んだ方の取り組みが全国に広まっています。
教育界の未来も明るいですね(^^)
理念の上に、花が咲く
アツい想い、どんどん共有して行きましょうね!
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