新連載「日本代表『キャップ1』の男たち」 次回について | 書き手 吉崎エイジーニョのブログ

新連載「日本代表『キャップ1』の男たち」 次回について

たくさんの反応をいただきました。

11月10日にNumber Webにアップした新連載「日本代表『キャップ1』の男」 第一回 箕輪義信さん編
http://number.bunshun.jp/articles/-/829260

Number Webでも上位にSNSランキングで上位に入りました。ありがとうございます。





今回はそのお礼と、ちょっした取材裏話と、次回の展望について。

もうネタバレしてもよいと思いますが、箕輪さんのこの言葉にインタビューしながらぐぐぐっときました。

「みんなのゴールを守る」

日本の選手、韓国の選手をたくさんインタビューしてきましたが、そんな言葉は聞いたことがない。一度だけの日本代表だと、そういう感覚になるんだな、と。

 

 


そうやって、日本代表の緊張感、そこで戦う感覚について新しい言葉を引き出していきます。

余談ですが、インタビュー中、こちらからも箕輪さんに「僕も思い出すピッチでのシーンがあるんです」という話を切り出しました。05-06シーズンにドイツ10部リーグでプレーした経験を! 箕輪さんも興味を持ってくれて。「ヨーロッパは自分もできることなら経験したかった」と。いやいやド下手のアマチュアなんですけど、と明かしたんですが、箕輪さんは真剣に話を聞いてくださいました。

 


読者の皆様、アマチュアサッカープレーヤーの皆さまにもきっとあると思うんです。自分に過去に起きたことについて、「あれ何だったんだろう?」「あの時の自分はいったいどうだったんだろう?」と振り返ることが。

日本代表「キャップ」1の男たちにとっては、きっと日本代表でプレーした時間がそれに値するでしょう。もちろんこの先の取材対象は約90人(代表キャップ1の男たち)いますから、「代表は挫折でしかなかった」とか、「もう忘れたい」といった人もいるでしょうが。

何が言いたいかというと、この企画の裏には「レベルの違いこそあれ、みんなフラッシュバックする自分にとって特別な時があるはず」という思いがあるということです。それはプロにもアマチュアにもある。そういった点からも日本代表と自分たちとの一体感を今一度、もっと作っていきたい。うっすらと原稿に出していきたいです。筆者のほんの小さな思いです。



さてさてさて、本題です。
本企画、今後は「日本代表国際Aマッチごとに試合日に原稿を出す」という目標を持っています。上記のようなかたちで、違う角度から代表戦を煽りたい。

しかし、本日のベルギー戦に向けては準備が追い付かずでした……すでにお二方にオファーしていますが、お返事待ちというところで。お一方はOKの返事をいただいていましたが、ご多忙のため本日まで取材時間を確保いただくことが叶いませんでした。次回は12月の東アジア選手権とするか、編集部と話し合っていきます。

また今回、一本目を出させていただくことにものすごいパワーを賭けてしまったという点もあります。箕輪さんの話がとても素晴らしかったので。もうひとつ言うなら、10日から韓国に取材に来ております…。

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今回、よい反応をいただいたおかげで、次回以降の取材オファーがとても進めやすくなりました。新しい試み、ぜひともご期待を! 

 

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(ナンバーウェブ SNSランキング2位に入りました。1番になりたい!  カープに勝てるようやります。合わせて4位の尹晶煥監督原稿も自分が書いたものです。こちらもぜひ。http://number.bunshun.jp/articles/-/829234