最近、年齢を重ねてきて、
価値観に少しずつ変化がでてきているような
感覚があります。

両親に影響を受けているところも
愛情をもって、受け入れられるようになったのも1つです。

両親のステキなところ、弱いところ、色々な面で、
しっかり両親のDNAを引き継いでいるなと
冷静に見ることができるようになったのかもしれません。

大切にしたいなと思っているのは、
父の仕事への熱意や、人との関係づくり、
波のとらえ方だったり、

お説教がましく言われたことはほとんどないのだけど、
父がさらりという一言が、とても的を得ていて、
今でも私の中で大事な指針になっています。

父が亡くなる直前、もう長くはないということで、
数名の方がお見舞いに来てくださって、
その中に、元部下でいて下った方もいらして、
その方がいらっしゃった途端、
ただでさえ、呼吸が苦しい身のくせに
その元部下の方に「奥様はお元気ですか?」と
言った父の様子をよく覚えています。

人は、周りの人に支えられて生きているのだなと
いうことを改めて、自覚することができました。

父は数年前に他界したので、
いろんな記憶が美化されていきます。

母の素敵なところは、文化への好奇心と行動力。
そこに対する行動力はやっぱりすごいなと
思うし、私もそういうことを大事にしていきたいなと
思っています。

やはり母のお友達関係は、
そういうご縁の方が長く続いているみたい。

母は、まだ身近な存在なので、
もう!ってなってしまうことも多々ありますが(笑)

こうやって両親の素敵なところを
少しでも受け継いでいきたいなと思えるようになると
心が穏やかになる気がしています。

ちょっと思ったのでおセンチ(←昭和っぽい表現)
に徒然書いてみました。