先日、
コロナ以来というより、
今年初のクラシックコンサートを
ライブで味わってきました。


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おかげさまで、とびきりいいお席で、
味わうことができました。

 

 

 

 

 


前プロのレスピーギの鳥は

 

 

 

 

初めて聴きました。
めんどりとか、鳩とか
カッコウとかの各曲のタイトルを
本番前にプログラムで見つけて
どんな音楽かしらと1人で
クスクスしていまして。

カッコウは、

いわゆる音楽に出てくるカッコウの

鳴き声を色々なパートが奏でていて、
聴いていてウキウキしたし、
そして、全体でもローマ系の作品に
通ずるような雰囲気がある部分もあって、
とても楽しかったです。

そして、神尾真由子さんのプロコ1番。
私、一時期、神尾真由子さんの
おっかけのごとく、
ひたすら演奏会に行ってましたが
(理由はここには書きません)、
行かなくなってました。

でも、去年のピアソラ四季
(本番は自分のリハの都合などで、
泣く泣く行けず)を
エンターザミュージックで拝見して、
またまたすっかりトリコに。

そんなこんなで、神尾真由子さんの

演奏を大いに楽しみにしてました。


その私の勝手に高まる期待を
はるかにはるかに超えるというより
もう別次元に魅了されました。

あれ?プロコの1番って
こんな感じだったかなあという
曖昧な記憶が、大きく裏切られ、

1人で、不思議の国のアリスか
オズの魔法使いや、
ハリーポッターの学校に
連れて行かれていたような
時間でした。

物凄くパショネイトで、
かつ、細部まで丁寧。

プロのヴァイオリニスト の凄みを
目の前で体感できたような感覚でした。

そして、メインは、
レーガーのモーツァルトの主題による
変奏曲とフーガ。

こちらも初めて聴きましたが
馴染みのあるメロディが使われていて、
いつかオケで演奏してみたいなと思いました。

読響さんの弦楽器パートがとても鳴っていて、ステキでした。

もっとじわーっとくるかなあと思ってましたが
それよりソワソワしていて、
普通の日常と変わらず演奏会を
味わっている自分にちょっとびっくり。
最近おかげさまでお家の外に
楽器を持ち出す用事も増えてるかならかな。

それにしても、コロナ禍での
オーケストラ演奏会開催に、
陰で支えてらっしゃる方々のお力は
かなりなものだなと伝わってきました。
感謝です。

後日談として、
私は洗脳されやすいので、
翌日の個人レッスンでは、
先生に2度も「いまだかつてレッスンで
やったことないの?」と聞かれてますが、
クライスラーの前奏曲とアレグロを
弾きながら、
(この曲は、レッスンの先生の
レパートリーの中の私の勝手なお気に入り
1、2位を争う曲でもあって)

この曲を弾きながら、無意識に、
神尾真由子さん、そして、
目の前にいる先生に
なりきって演奏している
瞬間が何度もありました😅
(子供か!!)

 

そして、更にその翌々日は、ブラームス弦楽六重奏曲第二番のレッスン。

あくまでもレッスンを受けるためのメンバーでの演奏でしたが

アンサンブルのレッスンが

とても充実している先生から

色々アイデアやご助言を

次から次へと頂き、

レコーダーを忘れたことを後悔。

 

いくつになっても、

色々な引き出しを増やして、

自分の世界を広げて深めていけるのは、

とても幸せなことだなと

感じられた週末でした。

#読売日本交響楽団 #神尾真由子 さん #秋山和慶先生 #prokofiev #violin #classicalmusic #エンターザミュージック #ピアソラ

 

演奏会の帰りは友達が見つけておいてくれた

雰囲気の良いお肉の美味しいレストランで

軽く食事。

思いの外、若者の飲み会らしきテーブルが多く賑やかで、若者は、コロナ禍でも

元気だなーと遠目で見つつ、

音楽の余韻にひたりながら

美味しいお料理を楽しみました。

ありがとうです。