今月のN響B定期。



楽しみにしていた庄司紗矢香さんのご演奏。

前回お聴きしたのが
随分前のラフォルジュルネでの
マックス・リヒターの四季。

あまりに素晴らしく、
演奏会からの帰り道、
ポーッとなったことを覚えています。

今回のレスピーギのグレゴリオ風協奏曲。

一音一音に魂こもっているような、
物語を見ているような錯覚を
覚えさせるご演奏。
演奏家の凄まじい在り方を感じました。

前プロのレスピーギ編バッハの三つのコラールも
特に弦楽器の響きが美しすぎて
教会の響きで聴けたらなと思いました。

ラフマニノフのシンフォニー1番、
初めて聞きました。
私の中に、インプットされている
ラフマニノフの音楽とはやや異なる印象の
部分が多く新鮮でした。
プログラマノートの記述が
大変興味深い内容でした。

私にとってのN響さんは、
夏休みに入ります。

※ご演奏お写真は、
 N響さんのSNSから拝借しております。