来期主力選手と三大駅伝の展望 | 陸上長距離、駅伝あれこれ

陸上長距離、駅伝あれこれ

主に大学生の長距離レースについての記事を書いていきます。

日本体育大学

新4年生

服部翔太、矢野圭吾、本田匠、鈴木悠介、甲斐翔太、吉村喜一

新3年生

木村勇貴、加藤光

新2年生

山中秀仁、勝亦祐太、小泉雄輝、奥野翔弥

新1年生

中岡昇平、山本航平


新4年生が超強力。

中間層も問題なく三大駅伝ではどれも優勝の可能性あり。

あえて言うなら新1年生の戦力だがロードが強い選手が多く面白い。

出雲は服部、矢野、本田選手を136区に置いて繋ぎを山中、勝亦選手らで繋げばかなり強そう。

全日本も繋ぎ区間次第では昨年以上の成績が望めそう。

箱根も2569区が決まっているので非常に有力、13区も上位で走れるだろうし後は今年と同じようなレースが出来るかどうか。

ただ10番手以降の戦力があまり強くないので欠場者が出るとかなり痛いかもしれない。


東洋大学

新4年生

設楽啓太、設楽悠太、大津顕杜、延藤潤、佐久間建、定方俊樹、日下佳祐、木田貴大、小池寛明

新3年生

田口雅也、高久龍、淀川玄太、今井憲久

新2年生

服部勇馬、上村和生、名倉啓太、湯田晟旭、渡邊一磨、寺内将人

新1年生

服部弾馬、山本采矢、櫻岡駿、口町亮、牧浦聖士、成瀬雅俊


新4年生の層の厚さが圧倒的。

各世代にエース級がいて全体の層も圧倒的。

新1年生もロードに強い選手が多いし服部選手は即戦力だろう。

出雲は設楽兄弟、服部兄弟、田口選手と区間賞争い出来そうな選手を並べられるため優勝候補筆頭か。

全日本は新4年生と高久選手ら駅伝経験者の伸びが欲しい。

箱根は1239区と平地主力区間は問題ないが56と山が不安、そこさえカバーできれば優勝候補だろう。


駒澤大学

新4年生

窪田忍、油布郁人、湯地俊介、郡司貴大、岸本朋鉱、染谷滉二

新3年生

村山謙太、中村匠吾、黒川翔矢、西澤佳洋、猪浦舜、高橋功気、小根山泰正

新2年生

馬場翔大、其田健也

新1年生

西山雄介、中谷圭佑、大塚祥平、浅石祐史、金尾圭祐


エースは強力で層自体は厚いが中間層の強さが物足りない。

世代によって差が大きいのも気になる。

ただ新一年生が圧倒的な強さで上記の選手全てが即戦力になれる可能性あり。

出雲は窪田、村山、油布、中村、西山選手らエースを並べられるので東洋と並んで優勝最有力か。

全日本は滅法得意としているが繋ぎの区間を走るだろう中間層の選手や新1年生の伸びが必要。

箱根は東洋と同じく1239区と平地主力は大丈夫そうだが56区が未定、ただ新1年生が上りが強そうなのでそこが上手くいけば優勝争いも出来るか。

どっちにしろ新1年生を上手く伸ばせるかどうかで大きく変わる年になるはず。


帝京大学

新4年生

蛯名聡勝、小山司、難波幸貴、田中健人、千葉一慶、猪狩大樹、田村拓真

新3年生

熊崎健人、早川昇平、柳原貴大、高橋勝哉、高松伸伍、三田和矢、杉山連哉

新2年生

高橋裕太、竹本鉱希、阿南堅也、堤悠生

新1年生

中原拓胤


エースもいるし層も厚いし中間層も強いし弱点がない。

新1年生の持ちタイムは遅いが帝京はいつもそうなので伸ばしてくるだろう。

あえて言うなら蛯名選手以外は区間賞争いができそうなエースクラスの選手がいないため駅伝での優勝争いは難しいか。

出雲は他と比べスピードで負けてしまうだろう、3位狙いでいきたいが現実的にはかなり厳しい。

全日本予選はいつも通りやれば突破できるだろう、本戦は鬼門の1区で好走すれば今年は流れに乗れるはず、シードは十分取れる力はあると思うが。

箱根は256区が決まっているのは大きい、139も埋まりそう、繋ぎも問題なくいるしシードは堅いのでは。

ただ優勝争いが出来るかと言えば微妙で目標は3位狙いになりそう、3位ならひょっとしたらはありえる。


早稲田大学

新4年生

大迫傑、志方文典、相原将仁、田中鴻佑、関口直人

新3年生

山本修平、田口大貴、臼田稔宏、高橋広夢

新2年生

柳利幸、高田康暉、三浦雅裕、三井泰樹、中村信一郎

新1年生

武田凜太郎、平和真、鈴木洋平、井戸浩貴、浅川倖生


大エースにエースクラスに準エースクラスと揃っている。

下級生が伸びて一気に中間層も厚くなった。

新1年生もエース候補に即戦力も多い。

出雲は16区を大迫、山本選手で挟んで繋ぎに好調の選手を入れたい、志方選手が復活するか武田、平選手を使えるなら優勝争いも可能。

全日本は中位の選手が力通りに走れれば面白い、ただ日体、東洋、駒澤に対抗するには新1年生の力が必要だと思われる。

箱根は5区で稼げるのが非常に大きいが2区をどうするのかが気になるところ、大迫選手でも良いがスピードタイプのため距離が長いかもしれない。

箱根初出走の選手が結構いそうなのが不安だが全員が力通り走れれば来年は優勝を狙える戦力は揃ったかも。


順天堂大学

新4年生

小澤一真、狩野良太、岩崎祐樹、小野栄太

新3年生

松村優樹、西郷貴之、松村和樹、的野遼大

新2年生

松枝博輝、稲田翔威

新1年生

森湧暉、安齋宰、聞谷賢人


4年生卒業の影響を最も受けるのはここだろう。

とにかく層が薄く一人も欠けることが出来ないし新1年生の力が必須。

新1年生は森選手が即戦力になれるかも、安齋選手は力はトップレベルなのだがいかんせんずっと不調。

出雲は苦戦必至、松村優、的野選手の復活と新1年生を使って何とか形になるか。

全日本予選もかなり厳しいかもしれない、やはり松村優、的野選手の復活と新1年生の台頭が欲しい、しかしそれが揃えば通過もあると思う。

箱根は259が揃っているのが大きい、13も目途はつくだろう、繋ぎをまとめられる選手を揃えることができれば順位キープも十分可能。

新2年生がまだまだ伸びそうな質の良い選手が揃っているので育成に期待。


明治大学

新4年生

北魁道、廣瀬大貴、石間涼、高城孔

新3年生

大六野秀畝、有村優樹、文元慧、八木沢元樹、松井智康、山田速人、前野貴行

新2年生

横手健、木村慎、牟田祐樹、山田稜

新1年生

櫃本集和、大工谷成平、江頭賢太郎、近藤修平


層は厚いしエースクラスはいるのだがいかんせん実力が発揮されない。

タイムが優秀な新3年生が安定すればかなり強力のはず。

新1年生は準即戦力と言ったところでちゃんと育成すれば強くなりそうな選手が多い。

出雲は本来なら優勝候補になってもおかしくないが去年の印象を引きずってあまり強そうには見えない、八木沢選手と横手選手が好調で使えれば区間賞争いだろうし面白いと思う。

全日本はそれなりには走りそうなんだが優勝は厳しいか、万全の態勢で臨めれば3位以内はあると思われる。

箱根は5区をどうするかが課題、129はそれなりにまとめられるだろうし6区は区間賞候補だし繋ぎは上位で来れる、5区が区間賞レベルなら優勝争いもありえるか。

478区あたりに1年生が割り込めれば面白い。


青山学院大学

新4年生

竹内一輝、遠藤正人、福田雄大、鈴木優人、井上尚樹、石田駿介

新3年生

高橋宗司、川崎友輝、藤川拓也、佐藤研人、三野貴史、三木啓貴、山田学、藤川涼

新2年生

久保田和真、小椋裕介、橋本崚、神野大地、渡邉心

新1年生

秋山雄飛、一色恭志、内田翼、茂木亮太、安藤悠哉、鈴木悠日


中間層は一番厚いと思われるがエースクラスが少ない。

久保田選手がエースになれるかどうかが鍵になりそう。

あと怪我や不調の選手が多いのも気になる。

新1年生は駒澤に次ぐ強さ、即戦力も多い。

出雲2連覇は現時点では厳しいと言わざるを得ないが4人もメンバーが残っているのも事実、スピードランナーも多いので可能性がないわけではない、竹内選手と新1年生の秋山、一色、内田選手あたりが好調なら面白い。

全日本予選は今年はさすがに通らないといけない、しっかり合わせるべき。

本戦は今のところ優勝のイメージは沸かないが新1年生次第だろう。

箱根は5区が最大の問題、あと13区も慎重に選ばないと危ない、繋ぎは区間賞を取れそうな選手が複数いるだけに準エースクラスの育成が急務。

それでも新1年生次第では優勝争いもできるのではと思うほど強力。


法政大学

新4年生

田井慎一郎、田子祐輝、高梨寛隆、松田憲彦

新3年生

西池和人、関口頌悟、黒山和嵩、佐野拓馬、森永貴幸

新2年生

藤井孝之、樋上滝太郎、佐藤和仁

新1年生

足羽純実、田辺良磨、坂田昌俊、生澤佑樹


層は厚くないが上級生が強力で中間層も強い。

新1年生も抜けた選手はいないもののなかなか層が厚い。

出雲は樋上選手や田子選手が復活しないと厳しいだろう、ただ田井選手や関口選手や黒山選手が伸びているため意外と面白いかも。

全日本予選は今年はかなり面白いどころかしっかり主力が揃えば通過濃厚な気がする。

箱根は5区が稼げる区間なのが非常に大きい、6区も田子選手次第では稼げる区間、1239も予想がつくしアクシデントがなければ来年もシードが取れそう。

1年生が脇を固められれば上位進出も。


中央学院大学

新4年生

田中瑞穂、岡本雄大、沼田大貴、鈴木宏弥、大蔵孝典、宮田竜介

新3年生

山田侑紀、及川佑太、芝山智紀、松下弘大、木部誠人、清家恒哉

新2年生

潰滝大記、塩谷桂大

新1年生

村上優輝、海老澤剛、海老澤太、清水翔太


藤井、室田選手の穴が大きいも潰滝、塩谷選手が順調に伸びればその位置に入ってくれそう。

上級生はエースはいないも層の厚さを見せている。

ただ中央学院は上級生になると競技に専念するか就活に専念するか選択させるみたいで何人かは辞めてしまうかもしれない。

新1年生はかなり層が厚くロード向きの面白い選手も多い。

久しぶりの出雲はスピード不足で苦戦するだろう。

全日本予選は藤井選手の穴は大きいがブレーキがなければ可能性はある、123組を中位で凌いで4組の潰滝、塩谷選手で逆転を狙いたい。

箱根は56区を経験者を使うのか稼ぐため実力者を置くのかがポイントになりそう、繋ぎ区間はそれなりに走れると思うが主力区間でどうしても離されてしまうだろう。

1年生の成長と中間層が準エースクラスにまで成長できればシードは取れるか。


山梨学院大学

新4年生

森井勇磨、松山雄太朗、松下巧臣、的場一樹

新3年生

井上大仁、福沢純一、阿部竜巳、小櫃裕太、兼子侑大、桃澤大輔、蘇優輝

新2年生

エノックオムワンバ、田代一馬、前田拓哉、前田直人、谷原先嘉、上倉利也

新1年生

上村純也、佐藤孝哉、秦将吾


箱根は欠場者が多すぎただけで本来シード落ちの戦力ではない。

エース日本柱に中間走もなかなか選手層も厚い。

何と言っても4年生の森井選手が1年卒業を延期するらしく精神的な支柱になることを期待。

新1年生も即戦力になりそうな選手も複数いて面白い。

全日本予選は今年も1位通過もありえそう。

本戦では今年こそ8区にオムワンバを置きたい、福沢、阿部、小櫃、森井選手らを124区で使えればシードも取れるかも。

箱根予選は1位通過筆頭。

本戦は123区は上位で繋げそうだが5区がいないのでそこがポイント、6区も桃澤選手にするのか他の選手にするのか、復路はなかなか強そうなので山次第で上位に食い込むこともあるか。

大東文化大学

新4年生

片川準二、大崎翔也、大西亮、吉川修平、有木俊平

新3年生

市田孝、市田宏、池田紀保、平塚祐三、植木章文

新2年生

大隅裕介、石田政

新1年生

北村一摩、鈴木太基


エースも複数いるし中間層もなかなか強い。

しかしながら新2年生の力が相当弱くこの世代を伸ばしたいところ。

層もそれほど厚いわけではないのでエース3人の誰かが欠けるとかなり戦力ダウンとなってしまう。

新1年生は北村選手がかなりのロード巧者で即戦力候補。

全日本予選は去年は次点だったが今年は通過できるかもしれない、1組2組を上手く凌げれば面白い。

箱根予選は欲を出さずに去年と同じく集団走でいけば間違いなく通るだろう。

本戦は123区で3本柱を使うのか5区に回すのかで悩むところか、56を上手くカバーできればシードは取れると思われる。

タイムを持っている石田選手や即戦力候補の北村選手が主力になればかなり面白そう。


國學院大學

新4年生

寺田夏生、柿沼昂太、牛山雄平、小原大輔

新3年生

大下稔樹、沖守怜、鮫島紋次郎、塚本一政、川副智洋、湯川智史

新2年生

中瀬薫、吾妻佑起、廣川倖暉

新1年生

蜂須賀源、福田勇樹


エースはいるのだが準エースや中間層が力不足なのは否めない。

それなりに数はいるものの主力と言われると物足りない選手が多い。

新1年生は即戦力はいないもののなかなか面白い選手が揃った。

全日本予選は今のままでは厳しい、大下、沖守選手らが伸びてくればあるいは。

箱根予選は大丈夫だと思うが2年経験していないのでそれがどう出るか。

本戦は寺田選手を5区に持ってこれればシード争いもできるか、すなわち2区の育成なんだが大下選手か沖守選手に期待。

しかし大下選手も今年5区をそれなりに走ったので今年と同じ2区寺田5区大下でも形にはなるだろう。

何にせよ全体的な底上げは必須でプラス新1年生の育成も欲しいところ、それで何とかシード権をというところだろう。


日本大学

新4年生

田村優宝、日向野聖隆

新3年生

林慎吾、竹ノ内佳樹、高松峻平、小島秀斗、渡部良太、村越直希

新2年生

ダニエルムイバキトニー、荻野真乃介

新1年生

石川颯真、下久保勇希


強い選手とそれ以外の選手の差が大きすぎる。

それなりに選手の数はいるが力不足のため層が薄い状態と変わらない。

ただ新1年生の石川選手が非常に強くエース候補なのが救い。

全日本は何とか田村選手が復活し林、荻野、石川選手が伸びればアンカーダニエル選手でシードも可能か。

箱根予選はダニエル選手の貯金をどれだけ減らさないかという戦い方になるだろう、しかしインカレポイントがなくなったため枠が増えないとギリギリの戦いになるかもしれない。

本戦は1239は何とかなりそうだが5区がいない、主力を使わざるをえないか。

新1年生が石川選手以外に即戦力とは言えずとも中堅の選手が多くいるので上手く育てることができれば今年以上も可能だと思うが今のままでは今年以下もありえる。


神奈川大学

新4年生

坂本翔

新3年生

柿原聖哉、赤松宏樹、小泉和也、柏部孝太郎、井上雄介

新2年生

我那覇和真、西山凌平、永信明人、南俊輔

新1年生

服部賢志、東瑞基


とにかく層が薄い、特に新4年生の主力がいないに等しい。

エース候補は我那覇、西山選手といるのだがまだエースと呼ぶには力不足。

新1年生は悪くはないのだが即戦力とは言えず育成が課題。

全日本予選は今年は厳しいかもしれないが去年も奇跡的だったのでピークを合わせられれば。

箱根予選はインカレポイントが消えたので集団走で乗り切れればいけると思う。

本戦は往路はともかく復路がかなり厳しい、5区も柏部選手でいくのか他の選手を使うのか。

底上げと新1年生の育成が必須、今年はひたすら耐えて来年に繋げる年になるかもしれない。


東京農業大学

新4年生

佐藤達也、山本和樹、三輪晋太郎、津野浩大

新3年生

竹内竜真、浅岡満憲、岩淵慎矢、佐藤一、島田直輝

新2年生

戸田雅稀、佐野雅治

新1年生

矢口寛大


エース不在に層も薄く中間層も力不足とかなり厳しい。

新1年生もまだまだ戦力には遠い。

故障がちな選手も多くまずはそこが課題。

ただ10番手以降の選手らが中間層とあまり差がないので伸びてくると面白い。

全日本予選は今のままでは厳しいだろう。

箱根予選は枠が増えれば通ると思うが現状のままならかなりギリギリとなりそう。

しかしながらハーフの走力はそれなりにあると思うので頑張って欲しい。

本戦は1区から悩みどころなので全員が伸びて欲しい、5区もかなり悩ましい。


上武大学

新4年生

山岸宏貴、高津戸翔太

新3年生

倉田翔平、佐藤舜、佐々木天太、松元航、大西淳貴、横内佑太朗

新2年生

東森拓、石黒大介

新1年生

上田集平


4年生が抜けるのが非常に痛い。

エースはいるものの差が激しいし層もかなり薄い。

新1年生も今のところ時間が必要だと思うし我慢の年になりそう。

全日本予選は倉田、佐藤、山岸選手が相当稼がないと厳しい。

箱根予選は持ち前の集団走で突破は可能だろう。

本戦は復路要員の底上げがないとまた最下位もありえる。


中央大学

新4年生

代田修平、須河宏紀、西嶋悠、相場祐人

新3年生

新庄翔太、多田要、永井秀篤、出口遼、大家良介

新2年生

徳永照、藤井寛之、三宅一輝、吉田匡佑

新1年生

町澤大雅、小池竣也、渥美良明、相馬一生


各世代とも平均して戦力が揃っているが絶対的エースがいない。

中間層はなかなか強いのだがいかんせん安定度に欠ける。

全日本予選はブレーキがなければ大丈夫そう。

出雲は箱根予選が控えているため調整か控えのメンバーになるだろう。

箱根予選はまず問題なく突破すると思うがずっと予選会に出てなかったのでけして油断はできない。

箱根はここ2年で大失敗している5区の育成が必須、そこさえ何とかできれば稼げる区間もあるしシードを取れる実力はある。


城西大学

新4年生

山口浩勢、平田啓介

新3年生

村山鉱太、松村元輝、横田良輔、二平智裕、黒川遼、加瀬茂樹、寺田博英

新2年生

山本雄大、奈須順平、室井勇吾

新1年生

高橋一生、松村陣之助、富越洸二朗


エースはいるものの中間層が薄い印象。

4年生の主力が少ないのが不安

しかし新1年生が強力で即戦力になりそう。

全日本予選も1年生が鍵になるか、1組2組で出遅れなければ通過しそう。

箱根は全体の底上げと棄権となった5区の育成が課題、2369と目途がついているだけに5区と新1年生次第ではシードも狙えるか。


拓殖大学

新4年生

ダンカンモゼ、奥谷裕一、谷野健太、木寺良太、札元貴大

新3年生

佐護啓輔、早川和樹

新2年生

金森寛人、栩山健、東島彰吾、日下粛基

新1年生


4年生が抜けて一気に層が薄くなってしまった。

ハーフがそこそこの選手が多いのが救い。

何と言っても全国で活躍している高校生を一人も取れなかったのが痛い。

全日本予選は今年もダメだろう。

箱根予選はインカレポイントがなくなったので枠が増えれば大丈夫か、通常通りならギリギリとなりそうだが去年は明らかに失敗したのでそれを生かせれば通過できるか。

新2年生のハーフ対応が上手くできているみたいなので更に伸ばせれば面白い。


専修大学

新4年生

松尾修治、澤野健史、上野大空、宮坂俊輔、小原延之

新3年生

斎藤翔太、吉良充人、駒井晃平、芝田俊作、渡辺哲也

新2年生

森夏樹、上手慶、加藤平

新1年生

坂本竜平、濱野優太


とにかく去年は記録ラッシュのイメージ、問題はそれが試合に出せるかどうか。

エースはいないが皆が中間層で同じくらいの力を持っているという感じ。

新1年生は中々の粒揃いで成長次第では1年目から使える選手も出そうだ。

全日本予選はいけるかもしれないと思わせる、皆が自己ベストに近いタイムを出せるなら余裕の通過だろう。

箱根予選はインカレポイントもなくなったしかなり有力だと思われる。

本戦はしばらく出ていないから分からないが12359の主力が集まる区間をどれだけ凌げるかにかかっていそう。

底上げは出来ているのでエースが欲しいところだ。


東海大学

新4年生

元村大地、上原将平、岡豊、末永昂暉

新3年生

中川瞭、石川裕之、吉川修司、山下英俊

新2年生

白吉凌、宮上翔太、小林巧、油井智也、見廣雄一、両角駿

新1年生

廣田雄希、土屋貴幸、石橋安孝、荒井七海、福村拳太


上級生の層が少し薄いが各世代に主力となる選手がいる、新2年生は層ならかなりのもの。

元村選手か中川選手がエース候補だが少し安定度に欠ける。

新1年生は力も申し分ないが層が厚いなんてもんじゃない。

全日本予選は去年通ったメンバーは殆ど残るしプラスの戦力もあると考えると通ってもおかしくない、ただ昨年中川選手らがベストを出したようにまたベストに近い走りが必要だろう。

本戦は去年は散々だったが本来はあんなものじゃないと思う。

箱根予選はインカレポイントが消えたのは痛いが一度失敗したことによりしっかり合わせてくることが予想される、上級生がしっかり走るのはもちろんだが新1年生がいかに戦力になれるかがポイント、廣田、土屋、石橋、荒井選手辺りまで上級生を押しのけて走ることになるのならかなり有力だろう。

本戦は2区は凌ぐ区間にするとして5区をしっかり決めたい、予選を通るなら繋ぎの区間は大丈夫だろう。

出走自体は新2年生までの力でも何とかなるかもしれないがシードを取るとなると絶対に新1年生の力が必要になるので育成が重要の年になるだろう。


国士舘大学

新4年生

菊池貴文、中山祐介、池上聖史、岡崎友哉、玉木章吾、鈴木邑、栗原健太郎

新3年生

浪岡健悟、櫻井亮太、工藤超、宇戸隼人、小田部大樹、阿部健裕、菊池慎也

新2年生

堀合修平、武藤健太、中村大介

新1年生

石井秀昂、井筒幸一


層は厚くタイムもそれなりの選手が多いのだがいかんせんロードに反映されていない。

エース候補は菊池選手や浪岡選手といるのだが安定しない。

新1年生はロード向きの選手を複数取れた。

全日本予選はトラックなのでもしかしたらということがあるかもしれない、鍵は新2年生の上記の3人、彼らが自己ベストなんかを出せれば面白い、浪岡選手の復活も必要。

箱根予選は今のままではかなり厳しいか、枠が増えなければ常連校の中では敗退濃厚だろう、持ちタイムは良いだけに何とかロードに対応できるようにスタミナをつければ可能だと思うので頑張って欲しい。