ヘアケア館 セラピスト
村山 奈実
みなさんこんにちは。
11月になり、ぐっと寒くなってきましたね。
季節の変わり目は体調だけでなく、肌も不調になりがちです。夏に受けた紫外線ダメージは秋から一気に症状が出てくると言われています。
今回はこれから心配になってくる『乾燥』についてお話しをします。
【乾燥の主な原因と結果】
①気の乾燥と湿度の低下。肌の水分と油分が乾燥によって蒸発し、足りなくなると外からの刺激から守ってくれる皮膚のバリア機能が崩れ、かゆみの原因物質の侵入によってかゆみが起こり、肌を掻きむしって湿疹になってしまったり、粉を吹く・ひび割れる・フケが出るなどの症状により、またかゆみの連鎖が起こります。
②熱い温度のシャワーや入浴をする、または顔や体の洗い過ぎ。これらによって本来必要な皮脂まで取ってしまうと肌がつっぱったりかゆくなるだけではなく、乾燥した肌を潤わそうと逆にお顔がオイリー肌になり、ニキビの原因にもつながります。
③紫外線や加齢によるターンオーバー(新陳代謝)の遅れ。皮膚の細胞の入れ替わりが遅くなるということは、古い角質がいつまでもとどまって分厚くなっていくので、手触りがかたくゴワゴワ・ガサガサになったり、紫外線ダメージも加わることで老化現象であるシミやシワ、くすみやニキビも引き起こします。
④不規則で偏った食生活。
⑤ストレス・冷え・睡眠不足・疲労の蓄積。血管が収縮し血液もドロドロになるため血行が悪くなり、皮膚に充分な栄養がしっかり行き届かず肌の細胞に元気がなくなるので、潤いやハリが失われて乾燥・老化現象にさらに拍車がかかります。さて、ではどうやって対策をするべきかを簡単にまとめました。
【乾燥肌を防ぐための主な対策】
① 出時は秋でもUVケアと防寒をしっかりする。
② いお湯での長時のシャワー・入浴はなるべく避ける。
③ 顔はぬるま湯でやさしくすすぐ。
④ 浴後・洗顔後の保湿をしっかり行う。
⑤ 房は最低限にとどめ、加湿器を設置する。
⑥ 眠時間をできるだけ確保し、バランスのとれた食事を心がける。
⑦適度な運動をし、基礎代謝や体温の低下を防ぐ。などがあげられます。ついつい日頃は忙しさでお肌のケアをないがしろにしてしまいがちです。全部は難しくても、いくつかのちょっとした普段の保湿ケアで皮膚を守ってあげることによって、かゆみや肌トラブルのストレスから解放されるので、これからの乾燥の季節に負けない肌作りをぜひオススメします。
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