さて、前回ブログで

 

「イギリスの美味しい物を探す」

 

と書いてから、

 

早い物で4か月近くが経った。

 

 

 

 

4か月て。

 

 

 

 

あまりにブログを更新しなさ過ぎて

 

英国の大地に還った疑惑が浮上していたが

 

ワクチンを打った日以外は

 

まぁまぁ健やかに過ごしていたのでご心配なく。

 

ちなみに英国の美味しい物に関しては

 

強いて言えば

 

最近食べた苺が美味しかったように思う。

(※察してください)

 

 

 

さて、そんな私だが

 

ここ最近、じつは一度だけ医者にかかった。

 

と言っても

 

まだまだ制限の多いここスコットランド。

 

日本のように直接病院に行くことは出来ず

 

まずは電話での問診が必要である。

 

まぁ、実はコロナ以前から

 

スコットランドの病院は事前予約が必要だったのだが、

 

今は電話でまずナースと話し

 

必要ならば患部の写真をメールで送り、

 

医者が絶対に必要だと認めた場合のみ

 

来院できるシステムをとっている。

(そうでない場合は処方箋だけ受け取る)

 

そのためこの付近の住民で

 

この数か月、医者の姿を見た者は皆無。

 

ネス湖のモンスター並みのレア度であるので

 

「医者など本当は存在しないのでは」

 

と近隣住民の間ではもっぱらの噂である。

 

 

 

むしろ見かけたらラッキーかもしれない。

 

 

 

さて、話を戻すが2か月ほど前、

 

朝起きると何やら左の瞼が

 

明太子のように腫れていた。

 

元々皮膚のトラブルには慣れっこの私なので

 

瞼の上に明太子が生息しているくらい

 

なんてことはなかったのだが、

 

数日様子を見ても治る気配がなかったため

 

さすがに病院に連絡せざるを得なくなった。

 

予想通りナースからは

 

瞼の写真を送るように指示されたので

 

エリックに撮影を頼んだのだが、

 

何故かエリックがスマホを見ながら唸っている。

 

 

 

私 「どうしたエリック。撮れたのか?」

 

エリック 「うーん・・・もう一枚撮りまショウ。」(日本語)

 

私 「よし、撮れたか?」

 

エリック 「うーん、どれもピンと来まセン。」

 

 

 

 

いや、芸術家かよ。

 

 

 

 

医者に送る写真に

 

インスタ映えなぞ全く求めていないのだが、

 

何故か納得がいかないらしく

 

その後も数枚の写真を撮影したエリック。

 

仕方なく私もその芸術的写真を拝見しようと

 

スマホを覗き込んだのだが、

 

そこでやっとエリックの言わんとすることが分かった。

 

 

 

私 「ちょっと見せてみろ・・・あぁなるほど。」

 

エリック 「ほら、ピンと来る写真がないデショウ?」

 

 

 

エリックよ、それは

 

「ピンと来る」ではなくて「ピントが合う」だ。

 

 

 

 

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【おまけ】

 

 

私の腫れた瞼を見たエリックの第一声。

 

 

「うわ、ゼルダの月みたい!」

 

 

 

 

 

 

似てない上に失礼だぞエリック。