まだまだネタが溜まりまくっている
日本語奮闘記シリーズ第十八弾。
今日は日本語には直接関係ないが
私を爆笑(または困惑)させた
生徒たちの名言集。
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【ケース1】
毎年7月と12月には
世界各国で日本語の試験が行われる。
毎回受ける級と結果を申告してもらうのだが
ある生徒だけ結果報告がなかった。
私 「Lさん、試験結果をそろそろ教えてもらえますか?」
Lさん 「あー・・・実はまだ知りマセン。」
私 「ん?2週間前に発表されてますよ。」
Lさん 「はい、それは知ってイマスが、僕は結果を見るのが怖いので、
試験結果は永遠に見ないことにシマシタ。
知らなければ、
いつまでも希望を持てますカラ。」
現実を見て。
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【ケース2】
アメリカ人Dさんと
日本の緊急番号について話していた。
私 「Dさんは、警察や消防に電話したことがありますか?」
Dさん 「こちらからかけたことはないデスが・・・」
私 「ですが?」
Dさん 「家族とアメリカに住んでいた時には、
警察から度々電話がありマシタ。」
私 「え!?」
Dさん 「兄がちょっとトラブルメーカーだったノデ。
一度留置所に迎えに行ってあげマシタよ。」
やんちゃが過ぎるだろお兄さん。
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【ケース3】
年内最後のレッスンでは
毎回その年の思い出を発表する。
去年のテーマは
『2020年に読んだ本ベスト3と選んだ理由』
だったのだが
ノルウェー人Tさん
「今年読んだ本ベスト3は
○○○と△△△と□□□デス。
この3冊しか読んでいないノデ、
自動的にこれがベスト3になりマシタ。」
中国人Jさん
「今年読んだ本ベスト3を選びたかったですが、
そもそも今年3冊も読みませんデシタ。
ごめん。」
オーストラリア人Eさん
「最後に本を読んだのがいつか分かりマセン。」
みんな本を読まなさ過ぎて
ベスト3が迷宮入りした。
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【ケース4】
ウクライナ人Dさんと
『鶴の恩返し』を読んだ時のこと。
Dさん 「そういえば、ウクライナにもよく似た話がありますよ。」
私 「やっぱり何か動物が恩返しに来るんですか?」
Dさん 「あ、いえ、動物というか、金魚なんですけど。」
私 「金魚。」
Dさん 「『金魚の恩返し』みたいな感じの話です。
宮殿とかくれますよ。」
金魚強い。
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> ところでラプンツェルって王子じゃなくて泥棒(孤児)じゃなかったですか?
>ラプンツェルは行方不明の王女だったけど。(・・?
まさかの。