日本で導入されているのか知らないが、

 

コロナ禍が始まって以来スコットランドでは

 

クリック&コレクト

 

と呼ばれる買い物方法が流行っている。

 

オンラインショッピングと店頭購入を

 

足して2で割った感じの方法で、

 

オンラインで注文後に

 

店舗の受け取りブースで

 

自分の買った商品を引き取るという形。

 

大手スーパーではほぼこれが導入されており、

 

自宅で欲しい物をポチると

 

最短で翌日に引き取ることができる。

 

自分で回収に行く生協とでもいえば良いだろうか。

 

店側の手間はとんでもなく増えるだろうが、

 

客が通路の狭い店内をうろうろせずに済むので

 

感染予防の点ではなかなか有効だと思う。

 

 

 

が、このクリック&コレクトには一つ

 

大きな欠点がある。

 

それは良くも悪くも

 

注文通りの商品が入ってない

 

という点である。

 

 

 

 

注文した商品が品切れの場合、

 

店側はその商品をキャンセル扱いにするか、

 

代替品を提示してくることになる。

 

この代替品、

 

M社では店員の采配で選ばれるらしいのだが

 

時折この采配がぶっ飛んでいることがあり、

 

牛乳の代わりに生クリーム

 

くらいならまだ辛うじて共感できるが、

 

オリーブオイルの代わりに瓶詰オリーブ

 

メイク用コットンの代わりにおしり拭き

 

が代替品として提示されていた日には

 

エリックと二人首をかしげるしかない。

 

オイスターソースの代わりにサルサソース

 

など入れられた日には

 

いや、これでどうしろと・・・

 

と困惑である。

 

 

 

 

発想が飛躍しすぎや。

 

 

 

 

またそもそも商品の入れ間違い自体激しく、

 

買った商品が入っていないことや

 

賞味期限が切れていることも日常茶飯事。

 

挙句の果てには

 

一体どんなサービスなのか、

 

こちらが全く買った覚えのない商品も

 

頻繁に袋に突っ込まれてやってくる。

 

先日などお惣菜コーナーの

 

サモサ(インドの揚げ餃子)を買ったと思ったら

 

間違ってパコラ(がんも)が入っており、

 

しかもラベルに4枚入りと書いてあるのに、

 

何故かぎちぎちに5枚入っていた。

 

さらには1パックしか買っていない豚バラが

 

豪快に3パック入っており、

 

よくよく見るとそのうち1パックは

 

何故か豚バラですらなくリブである。

 

ついでに買ってもない生ハムも1パック入っていた。

 

 

 

どういうことやねん。

 

 

 

以前この謎のプレゼントについて問い合わせたところ

 

「食べちゃって良いですよ」

 

とのことだったので

 

今回も有難く頂戴したが、

 

M社の経営状況が心配である。