スコットランドでも
子どもが生まれると贈り物をする風習がある。
日本とやや違うのは
義両親の友人や
義両親の近所の人
時には義両親の兄弟の友人など
全く面識のない相手からも貰える点。
そして基本的にお祝い返しの概念がないので
お礼のカードを送って終わりである点である。
正直、お返ししなくて良いのは助かる・・・。
さて、先日マミー(義母)の友人が
ぽんたに編みぐるみをくれた。
しかも開けてびっくり、
真っ青なタコである。
タコと言うモチーフ自体も斬新だが、
この青さは男の子だからか?
と小首を傾げた私。
しかし冷静に考えてみると、
そういえばぽんたの肌着のタコも青い。
タコと言えば赤のイメージなのだが、
はてスコットランドでは青なのだろうか?
我が家のスコットランド人代表に話を聞いてみた。
私 「エリックよ、タコと言えば何色のイメージだ?」
エリック 「タコですか?グレーとか紫とか、
暗い色のイメージですね。」
私 「私的にタコは赤なのだが。」
エリック 「でもそれは加熱されたタコであって、
海で泳いでるタコではないですよね?」
確かに。
元々赤い種類がいれば話は別だが、
言われてみれば
海を泳ぐタコはだいたいグレーである。
日本人はタコを食べるので
赤い状態のタコにも馴染みがあるが、
スコットランドの食卓に
タコが並ぶことはまずない。
スコットランド人が
赤いタコを見る機会はそうそうないのだろう。
実際グーグル画像検索で調べたところ
↑ こちらが英語で検索した結果。
↑ そしてこちらが日本語で検索した結果である。
日本のタコ、100%加熱済み。
おもしろい文化の違いである。