イギリスの子どものアニメと言えば

 

なんと言っても有名なのは

 

Peppa Pigである。

 

イギリスの子どもはこれを見て育つ、

 

と言っても過言ではなく

 

スーパーに行けば

 

キャラTシャツやグッズが並んでいる。

 

日本で言うところの

 

アンパンマン的なポジションである。

 

さてほんの数日前のことだが

 

NetflixでPeppa Pigを見ていたら

 

主人公Peppaが

 

女王に会いに行くエピソードがあった。

 

登場するキャラは基本的に動物だが

 

女王だけは人間で

 

どう見てもエリザベス女王である。

 

日本で同じことをすれば

 

多少議論を呼ぶかもしれないが、

 

イギリス人にとって女王陛下とは

 

そのくらい親しみのある存在だったのだと思う。

 

ロンドンに行ったことがある方なら

 

土産物屋で所狭しと並べられている

 

女王陛下グッズを目にしたこともあるだろう。

 

 

 

ご逝去からまだたったの1日。

 

今私の周りの話題は女王陛下一色であるし、

 

特にベルモラル城は

 

ここからさほど遠くないので

 

なんだか現実感があるんだかないんだか

 

という感じである。

 

 

 

エリザベス女王は

 

元々女王になる予定のなかった方である。

 

父親のジョージ6世は

 

『英国王のスピーチ』で有名な王で、

 

まあ詳しくはググれば分かるが

 

次男なので

 

王位を継承する可能性が極めて低かった。

 

それが運命のいたずらで王として即位し、

 

さらに50代でご逝去されたために

 

長女のエリザベス女王が

 

たったの25歳で英国女王になったという経緯がある。

 

日本でニュースになったかは知らないが

 

つい先日イギリスでは

 

盛大に即位70周年を祝ったばかりだった。

 

 

 

現在70歳以下の英国民は

 

エリザベス女王以外の君主を知らず、

 

女王のいない英国も知らない。

 

エリザベス女王は一つの時代そのものであった。

 

 

 

今、イギリスは変わろうとしている。

 

 

 

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安らかにお休みください。