先月からぽんたは週に一回

 

赤ちゃん向けの音楽レッスンに通っている。

 

生後二カ月にして英才教育

 

と言いたいところだが、

 

正直なところ

 

単に私が社交に飢えていて

 

人の輪に飛び込んでみたかっただけである。

 

 

 

さてこのクラスは

 

教会の多目的ホール的な場所で行われるのだが、

 

そこは土足文化のスコットランドなので

 

当然この部屋も土足である。

 

別にそれ自体は大した問題ではないのだが、

 

私が初回のレッスンで気になったのは

 

この土足の部屋でみんな普通に

 

赤ちゃんを直に床に置いていることだった。

 

 

 

いや、汚くね・・・?

 

 

 

座らせるなら理解できる。

 

はいはいする子を止められないのも分かる。

 

しかし参加している赤ちゃんの中には

 

まだ座れない月齢の子も数人いて、

 

その子達は当然のように床に横になったり

 

腹ばいになったりしている。

 

それでも床がきれいなら

 

まだ若干許容範囲であるようなないようなだが、

 

ここは雨と泥水と農道の国スコットランド。

 

当然のように床には泥がこびりついていて

 

お世辞にも磨き抜かれた床とは言い難い。

 

 

 

いや、汚くね?(2回目)

 

 

 

自分を潔癖だと思ったことなどないが、

 

それでもこの土足の床に

 

我が子を寝かせることは断固拒否したい私。

 

初回は携帯用おむつ替えマットを敷き、

 

二回目からはプレイマットが用意されていたので

 

その上にぽんたを寝かせているが、

 

このプレイマットすら

 

上を平気で土足で歩き回る親が何人もいる。

 

昨日などある赤ちゃんが座ったまま

 

何度かおしゃぶりを床に落としていたのだが、

 

親は毎回拭くことすらせず、

 

この泥まみれの床に落ちたおしゃぶりを

 

直接我が子の口に戻していた。

 

 

 

いや、汚くね?!?!(3回目)

 

 

 

これまで合計3年この国に住み

 

大抵のカルチャーショックは乗り越えてきたが、

 

この土足文化だけは

 

死ぬまで理解することはないと思った。