物価の高騰がいよいよ深刻な今年、
ある意味で物価それ自体よりも
ずっと市民を悩ませているのは
多発するストライキである。
夏にはゴミ収集人のストライキで
そこらにゴミが溢れかえり、
グラスゴーの街は
ゴミ屋敷ならぬゴミシティ状態。
(勇気のある人はglasgow bin strikesで検索)
燃えるごみなど
元々月2回しか回収がないのに、
それすら来ないと知った時の
マミーと私の恐慌っぷりはすごかった。
時を同じくして鉄道会社も立て続けにストを起こし、
電車通勤しているエリック氏は大混乱。
さらに今度は郵便局が2週間のストを発表しており、
もう我々としては空を仰ぐしかない。
(追記:幸いこれはついさっき取り消された)
ストライキは労働者の権利である。
それは誰しもが理解している。
しかし、こうもあちこちでストが頻発すると、
当然それにもろに影響を受けて
市民生活はボロボロであるし、
次は一体誰がストライキを起こすのかと
皆戦々恐々としている現状がある。
早くなんとかして偉い人!!!!
薄氷の上に立つ英国である。