以前にも何度か書いたが、

 

スコットランドの医療システムは

 

日本のそれとはいろいろと異なる。

 

中でも一番大きな違いは、

 

病院が基本的に全て公立であるため

 

医療費が全額税金で賄われる点。

 

その代わり

 

好きな時に好きな病院に行くことは出来ず、

 

まずは自分の担当となる総合クリニックに登録して

 

緊急時以外はそこに電話で連絡し、

 

自分の担当医の指示を仰ぐ。

 

そのためスコットランドで出産後

 

親が速やかにすべきことは

 

我が子のクリニックへの登録である。

 

敢えて親子で別々のクリニックにかかる人は稀なので、

(まぁそういう人もいるかもしれないが)

 

基本的には親のクリニックに登録することになる。

 

 

 

さて、先日我が家に保健師が来た時のこと。

 

彼女が困惑気味に

 

「あなたがぽんたをクリニックに登録しておらず、

6週の検診も受けさせていないと

お宅の登録クリニックから連絡があった。」

 

と教えてくれた。

 

ちなみにこの時点でぽんたは17週である。

 

 

 

は?

 

 

 

意味が分からな過ぎて首を傾げる私と、

 

困ったように首を傾げる保健師。

 

クリニックには太古の昔に登録したし、

 

なんならぽんたは

 

その後4回も医者にかかっている。

 

6週の検診に関しては、

 

6週になった日に別の保健師がうちに来て

(しかもアポなしで・・・)

 

ぽんたの全身をくまなくチェックし、

 

反射の確認やら頭囲の測定やらを行って

 

満足げに帰って行ったのがそうだと

 

私は思い込んでいたのだが、

 

どうやら本来それとは別に

 

病院から検診のお知らせをもらうものらしい。

 

しかし我が家は「息子を登録していない」ので

 

このお知らせも受け取っておらず、

 

従って6週検診に行っていない。

 

その為病院からは

 

「要注意家庭」

 

として保健師に連絡があったそうである。

 

 

 

寝言は寝て言えや。

 

 

 

と叫びたいところをぐっとこらえ

 

即座にクリニックに問い合わせたところ、

 

ぽんたはずっと

 

仮登録の状態になっていたことが発覚。

 

それに関して何故かクリニック側まで

 

「まぁ不思議ねぇ・・」

 

と首を傾げているのは

 

スコットランドの通常運転だとしても、

 

4回も医者にかかっているのだから

 

どこかの時点で

 

誰かが声をかけてくれても良さそうなものである。

 

 

 

 

 

なんでやああああああああ

 

 

 

 

 

肩を掴んでがくがく揺さぶりたい衝動にかられた。

 

 

 

 

++++++++++++++

 

 

 

ちなみにぽんたの6週検診に関しては

 

「出来るだけ早く行いましょうね」

 

と言われましたが、

 

未だに日程の連絡がありません。

(※現在19週)

 

 

大丈夫かこの国・・・。