週に一度私はぽんたを

 

図書館の無料読み聞かせ会に連れていっている。

 

定員が30家族と決められており

 

1週間前から予約ができるシステムなのだが、

 

先週この会に行くと

 

何故か座席が全く足りていなかった。

 

幸いうちは早めに行ったので座れたが

 

開始時点で立っている親子が5組ほどいて

 

図書館スタッフも困惑。

 

カウンターで受付をしてから座るルールで

 

しかも3家族ほど最後まで来なかったので

 

どう考えても席は余るはずなのだが、

 

どうやらスタッフの目を盗んで

 

予約なしの親子が数組勝手に座っていたらしい。

 

 

「予約のある人優先なので、

予約のない人は一旦立って下さい」

 

 

とスタッフに言われ

 

大半は気まずそうに席を立ったが、

 

ある母親だけは

 

「早い者勝ちでしょ!」

 

と言って、頑として席を譲らなかった。

 

それを再度図書館スタッフに注意され、

 

逆切れした母親の言い分は

 

「私は昨日ちゃんと予約の電話をしたわ!

なのに

『もう定員に達しています』

って言われたから

予約なしで来なきゃならなかったのよ!」

 

である。

 

 

 

いや、予約の意味。

 

 

 

結局エンドレスで文句を言っていたこの母親、

 

大騒ぎしながらも

 

次の予約をしていったところは見たが

 

今日の会にはとうとう姿を現さなかった。

 

というかこの親子に限らず

 

今日は7組が連絡なくドタキャンだったため

 

先週に比べて座席がスカスカだった。

 

恐らく朝から冷え込んだので

 

家を出るのがなんか面倒になったのだろう。

 

 

 

 

このスコットランド人特有の適当さと無責任さを

 

私はいっそ見習いたい気分である。