最近、ぽんたを連れて

 

週2で教会のプレイグループに行っている。

 

日本にもこういった物があるのかよく知らないが、

 

イギリスのプレイグループとは

 

就学前の子供たちを玩具で遊ばせながら

 

保護者同士が交流する場である。

 

教会によって規則はまちまちだと思うが

 

うちの最寄りの教会の場合、

 

信徒以外の利用OK


細かい年齢月齢制限なし

 

1回の利用が1ポンド(180円)

 

しかも親子共に軽食付きなので

 

もう私とぽんたは

 

ここに入り浸っていると言っても過言ではない。

 

幸いぽんたはあまり手のかからない子だが、

 

やはり毎日毎日家に籠っていると

 

どうしても遊びが単調になってしまうし、

 

親のコミュニケーション能力も

 

著しく低下してしまう気がするので、

 

適度に着飾って出かける機会は必要なのである。

 

 

 

さて、ここの古参メンバーで

 

毎回子供を3人連れてくるお母さんがいる。

 

上の子どもが3歳くらいの双子ちゃん

 

下が1歳の男の子なのだが、

 

この母親がとにかく我が子を全然見ず、

 

毎回じっとスマホばかり見ている。

 

それでも上の二人は勝手に遊ぶので良いが

 

問題は下の子で、

 

まだ一人で遊ばせられないこの子をどうするかというと、

 

月齢が近い子のいる親に近づいて行っては

 

「ほら、一緒に遊びなさい」

 

と言ってそのまま放置していく常習犯。

 

私はこれを「托卵」と心の中で呼んでいるが

 

今日は私がうっかり托卵の被害者となってしまった。

 

椅子によじ登るワイルドな1歳児を

 

他人の子とは言え放置しておける訳もなく

 

結局30分くらいぽんたと一緒に遊ばせたが、

 

ついぞ礼を言われることもなく、

 

というか挨拶すらなく、

 

終わりの時間が来ると私をすがすがしく無視して

 

「ほら、帰るわよ」

 

と息子を連れて帰る大胆不敵っぷり。

 

しかも彼女

 

ボランティアスタッフをあごで使っている時があり

 

正直周りからの視線は冷たいのだが、

 

しかし教会側も何も言えず

 

他の保護者も何も言わず、

 

そんな感じで今日もスマホに夢中である。

 

ちなみに以前通っていた幼児リトミック教室や

 

図書館の読み聞かせ会でも

 

 

「自分の子は親が責任を持って見ていてください」

 

「ここは託児所ではありません」

 

 

とわざわざ申込書に書かれていたが、

 

それでもやっぱり

 

我が子を放置する親は一定数いた。

 

なんなら一度、

 

教室の外にいつの間にか脱走した2歳児を

 

建物の外で私を待っていたうちの義母が

 

捕獲した事件まであった。

 

 

 

 

子ども3人を育てるのはさぞかし大変だろうと思う。

 

3人同時に目を配れないのも分かる。

 

たまには息抜きの時間も必要だとも思う。

 

 

 

だがしかし、何故私が托卵されねばならんのか。

 

もやもやする。