台風15号の時は、倒木のせいで翌日はあちこちの道路が通行止めになり、私が使うバスの路線も運行休止となり大変な思いをしました。


帰りには復旧すると甘く見ていて残業なんかしてしまって、帰りは別の路線を乗り継いで帰ったもののバスが全然進まず、途中から歩きタクシーを捕まえたものの22時頃に。


翌日も運行休止で見通しが立たないと言われ、炎天下では10分歩くのも死活問題、タクシーをたまたま拾えても裏道も渋滞で進まず、とにかくしんどい日々でした。


それでも我が家には電気が通っていたので、歩いて帰って心臓が重くなってぐったりしていてもクーラーで生き返る事が出来ました。


すぐ隣の町は停電がしばらく続いていた様で、この時代に電気がない(水が使えない)事を想像するだけでしんどい気持ちになりました。


2週間近く被災された方々、またゴルフ練習場の近隣の方々の事を考えても胸が痛みます。


我が家も多少被害があり、近所の方に修理をお願いしました。


台風は、その度に自然の脅威に圧倒されますが、15号の時は夜中に目が覚めて音がうるさくて全然眠れなくて、こんなに恐ろしいと感じたのは初めてでした。


それが、台風19号はもっと勢力が強くて広範囲とのことです。


「関西に親戚がいる方は関西に逃げて下さい」と先日の朝、テレビでキャスターが言っていましたが、学校も会社もある・お金もない、そういう人たちはどうしたらいいのでしょうか。


台風の数日後に来た大雨の際も、南房総で市まるごと避難勧告が出ていましたが、あの大雨の中で全員がどこにどうやって避難出来るというのでしょう。


今回の台風も多少の準備をしてただ待つしかないです。


先日、懐中電灯を買いに行きました。



(台風に関係なく、以前から家族に頼まれていたのですが、忙しくて延び延びになっていました。)


某店であちこち探しましたがなかったので、売り場の女性に懐中電灯はどこにありますか?と聞いたら、その店員さんは私の顔を見て笑い、後ろにいる同僚の女性たちの方を振り返って彼女たちと笑い、またこちらを見て身体をくの字にして爆笑をこらえながら案内してくれました。


備えることはそんなにおかしな事でしょうか。


もしかしたら私が何十人目かの客だったかもしれない、また懐中電灯だよ?て笑いだったかもしれない、いまさら?遅いよ!って笑いだったかもしれない。


でも失礼ですよね。



【東京含む広域で停電リスク】というのも出ています。


交通機関の運休や減便も検討されています。


大袈裟と言われようが、備えあれば憂いなしです。


そういえば、千葉県の被災を大袈裟だとか備えが足りない、うちは発電機も用意しているなどと言っている人たちがいましたが、その備えで本当に2週間・3週間も普通に暮らせると思っているのでしょうか。


発電機の燃料は確保出来ているのでしょうか。


近くのスーパーやガソリンスタンドが閉店し、交通機関はストップし、道路は渋滞し、それが長く続く事も想定内なのでしょうか。


被災して初めて分かる事も多いと思います。


みなさんも気をつけて下さいね。