中村哲さんについて思うことと、追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」再放送のお知らせです。


自分の命よりも、家族よりも大事なものがある。


そんな神様みたいな人がいるのだろうかと不思議に思っていましたが、中村哲さんがクリスチャンだと知って腑に落ちました。


母が子供の頃にお世話になったところがキリスト教の施設で、母には未だにその影響が残っています。


人に何かしてあげたいという気持ちが強くて、お金がないのに人に何かをあげたがるので家族は困っています。


(宅配業者の人に毎回飲料を渡したりとか、有料で依頼してTVの取り付けに来た人にお金を渡そうとしたりとか・・・。)


私も、人に優しくしようという気持ちが普通の人より多少は強いと自負していました。


だけど中村哲さんのことを知って、本当に衝撃と感銘を受け、これまでの自分がいかに甘かったかと思い知らされました。


私は毒親に育てられて自尊心が低く、(だからこそ)他人からの評価に一喜一憂する小さい人間です。


それも多少は影響してか、日々の体調がすぐれません。


とにかく生きているのがしんどいという状態です。


だけど、彼のような大きな目標がある方にしてみたら、小さなことなんか考えている暇はないだろうと思いました。


そうはいっても、凡人の自分にはそこまでの目標は見つけられないし、当然ながらそこまでの知力も体力も行動力もありません。


やはり日々の体はつらいし、いつもの様に起きて仕事してテレビを見て感じたことをブログに書いて…それは変わらないのだけれど、気持ちの上では大きな変化がありました。


そして、中村哲さんを成田空港に迎えに行きたいと考えました。


だけどやはり体が言う事を聞かず、しかも成田空港のどこに何時に到着するかも分からず、16時頃に行ってあてもなくどこかで待っていたらいいのか…色々悩んだ末に断念しました。


そこで、ニュース7で流れた「成田空港のロビーに、在日アフガン人約60人が集まった」というニュースですよ。


私ごときが成田に向かおうと考えたというのに日本人は誰一人出迎えなかったのでしょうか?


当然ながらご遺族の意向というのがあったのかもしれませんが。


この大きな事件に世界中が注目している中で、これは情けないことだと思いました。


「こんなバカな政権はない」「憲法に従う義務はあるが政権に従う義務はない」と直接批判を受けていた自民党・首相が行かないのは当然かもしれないけれど、一般の人や野党の人が出迎えることはなかったのでしょうか。


そこは入れないルールの様なものがあったのでしょうか。


弱きを助けるはずの山本太郎さんは、どうして彼について何も発言していないのでしょうか。


(発言を見落としていたらすみません。)


集団的自衛権が、日本人に対する世界の人々の見方を大きく変えてしまったことが中村哲さんによって証明されています。


憲法第9条がいかに偉大かも。


自民党に打撃を与えたいのなら、こんなにいい機会はないと思うのですが…。


どうしてETV以外で追悼番組が放送されないのでしょうか。


しかもせっかくの再放送がどうして夜中なのでしょうか?


総合テレビで21時頃に放送したらいいのにと思います。


こんなにすごい日本人がいたという事を子供たちにも見て欲しいです。


彼の功績は世界が称賛するすごいものです。


60万人の生活を救ったのです。


土日に特別番組が流されるものだと思っていました。


TBS辺りが報道特集を組んでくれると思いましたがそれもありませんでした。


疑問だらけです。


報道規制が敷かれているのでしょうか?アメリカへの忖度でしょうか?


アメリカが日本に習おうとした皆保険制度も、アメリカによってなくなる危険性があると言われています。


日本はどこまでアメリカにおべっかを使って生きていかなくてはいけないのでしょう。


平和って、資本主義って何なのでしょう?


社会貢献って、国際社会への協力って、中村哲さんの様な活動を言うのではないでしょうか?


それはそれで置いといて。(^^;)


やっと番組のご案内です。


ETV特集 追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」


2019年12月12日(木) 午前0時00分
(11日水曜日の深夜です。)


再々放送ですが、総合テレビでもっと多くの方が見る時間帯に流してくれることを願います。




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