ちまたでは、特に医療従事者がこの様なを伝え、患者を恐怖に陥れようとします。

あちらこちらでそう言われたと聞いていますので、かなりの医者や看護師が言っているものと思います。

実は、大学病院勤務時代にそのような話を聞いたことがあります。医者は伝承を鵜呑みにする習性があるので、わたしも疑わずに鵜呑みにしました。そして、患者さんに伝えました。

医学界では「言い伝え」が真実かのように伝承されていく傾向があります。


つい先日、

お友達の奥様がお子さんの健診で小児科を受診した際、母子手帳の予防接種欄が真っ新なのを見た看護師が「いま打たないと将来海外へ行けませんよ!」と言ったそうです。

家庭の方針で打たないのですと伝えると、なんと、赤ちゃんに向かって「あら~、あなたはかわいそうでちゅね~、ママのせいで海外旅行にもいけまちぇんね~♪」と語りかけたというのです。

なんたること!!

思いこみと洗脳の成せる技でございます。
もはや、無知の極み。


では 言いますよ、


海外旅行へ行く前に検討すれば良いのです。


経験者はご存じでしょうが、通常の海外旅行で予防接種について問われたことは無いでございましょう?

3週間以上の滞在や、留学や働くためのVISAを要する場合は国によっては必須の予防接種があります。それも限られています。アフリカの一部では黄熱病の接種証明書が無いと入国できなかったりします。
*「義務接種」と記載が無ければ「推奨」です。推奨=任意接種です。接種せず感染発症しても自己責任だということです。

それを確認するのには外務省がいいでしょう。
電話してもいいでしょうね。

外務省:注意事項
外務省のHP:地域別
厚生労働省の海外予防接種

あとは渡航先の領事館に電話で確認してみましょう。貴国では法律上、入国に際して義務接種はありますか? と。領事館の人も法律を知らない可能性はございます。


これと同じく、

「予防接種を受けていないと大学受験に不利ですよ」というも蔓延しております。


日本の予防接種法において、全てが任意接種です。

定期接種は国が推奨するとなっているだけです。

同意書に署名をするからには、署名者が全ての責任を負うのです。何かあっても、誰も責任は取りませんので、署名者が全責任を負うという気合いが必要です。障害が起こったとしても、実態は保証も基本的に受けられません。接種させた医者が診断書を書かないからです。書いたら自分の身が危険になるからです。