ネットに出身校である東海大学医学部は三流だと言う方がいました。「三流」をネット辞書で調べると「二流までも行かない、かなり低い等級」とあります。この「三流」とは何を基準にした評価なのだろうかと、ちょっと考えてみました。

 

今の東海大学医学部の偏差値を調べて見ると、65.3でした。

 

学部を問わないと偏差値65の私立大学と学部はこんな感じみたいです(とあるサイト)

上智大学 法学部 法律

上智大学 経済学部 経営

上智大学 総合人間学部 社会

上智大学 法学部 国際関係法

早稲田大学 商学部

早稲田大学 教育学部 社会科、社会科学

早稲田大学 国際教養学部 国際教養

立教大学 経営学部 経営、国際経営

青山学院大学 国際政治経済学部

ありすぎるので中断します。

これらは三流なのか???

う〜む、違う気がする。

学部が違う。

そうね。

 

偏差値65の私立医学部はどうであろうか。

岩手医科大学

東京女子医科大学

杏林大学

帝京大学

日本大学

東海大学

金沢医科大学

藤田保健衛生大学

愛知医科大学

川崎医科大学

兵庫医科大学

福岡大学

久留米大学
けっこうありますね。

 

偏差値65の国公立医学部はどうでしょう。

旭川医科大学

札幌医科大学

秋田大学

弘前大学

山形大学

福島県立医科大学

新潟大学

福井大学

群馬大学

信州大学

三重大学

和歌山県立医科大学

徳島大学

高知大学

香川大学

鳥取大学

山口大学

佐賀大学

長崎大学

大分大学

鹿児島大学

琉球大学

もっとありますね。

でも、これだけたくさんございますと、、、偏差値からでは三流の評価が難しい気がします。


国家試験合格率が基準なのだろうか。いつのデータか分からないが、東海大学医学部は73位/80大学で、まあ、下の方ではあるな(受験に関するサイトだから最近のかな)。更にその下は、福岡大学、九州大学、杏林大学、鹿児島大学、帝京大学、久留米大学、岩手医科大学となる。九大が入っているのがある意味すごい。

 

ちなみに、最下位の合格率は84.3%。東海大学は87.7%。中央40位の昭和大学は91.4%。国家試験とはいえ記憶試験なので、偏差値の高い大学が上位を占めることはあるでしょうが、これを見ると、、、どうですかね。30%!とか極端に低いということではないので、、、まあいいような気もする。危ない奴は卒業させずに合格率を上げようとする大学もあると聞くので、鵜呑みにはできないですわね。では、他の特殊性によるのかもしれない。

 

不祥事の数ならば、あそこは何度も出ているが、、、「大学病院 不祥事」にするとヒット数は果てしないし、東海大学に限った話ではない。にしても、こんなにあるのね。。。三流とはあまり関係がなさそうだ。

 

では「東海大学医学部は三流だ」と言える立場なのはどんな人だろうか。やはり、偏差値65を見下すほど高い偏差値の大学を出た方々、なのだろうか。。。 だとしたら、もの凄く傲慢な方ということになってしまうような。まあ、いるだろうけど。。。 では、それを堂々とネットで言う高学歴の人を尊敬できるかというと、どうでしょう。。。

 

なんか、真剣にいろいろと調べてみると、そんなに気にする必要性が無いんだなあ〜つながるうさぎつながるピスケつながる花1って、改めて思えたカナヘイハート なんか嬉しい。あ、嬉しいって、思っちゃったニヤニヤ 気にしていたのね、わたしっててへぺろ

 

高い偏差値の大学を出たから素晴らしいという価値観。よくあります。確かに偏差値70越えの大学にスポッと入る人と話をしてみると、頭の切れの鋭さに驚嘆します。まあ、「驚嘆する」ということを悲観する必要もなくて、クラスで足の速い子を見るような感覚でよいだろうと。

 

恐らく多くの人の能力には、大きな差はないだろうと思っています。要は自分の磨き方の差だとか、磨く時間の差だとか、磨く気が有るか無いかとか、磨く環境の差だとか、出会いの差だとか、そんな感じがします。よく見ると、みんな、いいもの持ってるし。どこの大学を出たとかよりも、その人が何を成したのか(成そうとしているのか)が重要なのでございますね音譜

 

今のわたしは45歳くらいから磨き始めてみましたが、磨けばそれなりに光るものだと思うし、磨く作業はとても楽しい。光り具合を楽しむのは自分だし、他人からまだくすんでいると言われても「ああ、そう見えるんだ」という程度で、さして大きな問題ではないのだなと。

 

所ジョージさんが「人生は50歳過ぎてから楽しいんだよ。」とおっしゃっていましたが、about56歳の今を思うと「そのとおりラブラブ」なのでございます。この世の人生終了予定まで、あと52年のお楽しみが待っていますおねがい

 

話が逸れました。先程「気にしていた」と申しましたが、「東海大学医学部は三流だ」と言われますとね、人って、、、言われてしまうと気になってしまう生き物なんだなあって。何気なく気にしてしまうのね。

 

言葉の威力に真実の有無は関係ないのに、そんな安直な言葉も人を簡単に傷つけるもの凄い力を持っているんですよね。。。 でも、実際に言われてその渦中に入らないと感じられないことはたくさんあります。気をつけねばえー

 

単に言葉を直接受け取って嫌な思いで終わるのではなくて、今回の様に、その言葉の意味を考えると気づくこともあります。

 

気づこうとしないと、目の前の川に大きなモモがどんぶらこと流れてきても見逃してしまう。この前の体調不良でもたくさん気づきがあったし。ちょっとした些細な一つの事を掘り下げてみるだけでも、色々と学びや気づきがございますね目

 

言葉(ことば)

 

医師の言葉の重さも改めて肝に銘じる今日のこの頃ですひらめき電球