私は長年の間、救急医療に携わってきました。
命を懸けて、身を粉にして働いていました。
でも、限界がありました。
とある出来事から自然治癒力の脅威を目の当たりにしました。
その出来事は衝撃的でした。
どのくらいの衝撃かというと、
朝起きたら性別が変わっていたとか、
家のドアを開けたらハワイだったとか、
宇宙船に乗って旅をしたとか、
そんな衝撃だったのです。
そりゃあ人生の方向が変わりますよ。
意識が変わってしまったけれど、医療現場は変わらない。
そのギャップで心が歪んでいき、そして、折れました。
私、弱いのね。
*うつ病ブログ 1-3 参照
至る編→渦中編→脱出編
で、なりがちな状況となりました。
やはり自然療法だ!
現代医学は役に立たない!
一時期はこんな状態になっていたのです。
しかし、
これは自分の人生の全否定になる...
それはそれで嫌だった。
冷静に考えた。
ほぼ死ぬであろう患者さんで、
自分の医療技術により今も元気な人がいる。
資格を取って輝いておられます。
毎年、お菓子も送ってくれる。
しかも、とても美味しい。
この人を地獄から救ったのは私である。
それは紛れもない事実であった。
あ、
現代医学にも意味はあるじゃんか
やっと気づいた。
改めて日本の現代医学とは何だ? と見ると、
手術、放射線、化学療法(薬剤)をもって三大療法という。
簡単に表現すると、
切って、焼いて、盛るのだ。
う〜む、
そりゃあ、限界はあるわな
医療技術で何とかなる状態と、
どうにもならない状態が混在する、
それが「病気・怪我」である。
骨折、喘息、脳卒中、、、そのままでは死んでしまう可能性が高まるような緊急事態には現代医療の力は発揮される。
風邪、難病、がん、、、これらの病気に対して切焼盛では根本的にお手上げだ。でも緊急事態には役立つ。
自分の人生に役立つのか?
自分の人生はそれで幸せなのか?
この視点で現代医療や自然療法と関わって欲しい。
物事の結果にアプローチするのが現代医療だ。
根本解決に触れることは一切ない。
だから通い続けて治ることは絶対にない。
病院は病気を治すところではない。
捻挫した時に使う「杖」のような存在なのである。
杖を持ったから捻挫が治るわけではないが役に立っている。
また、自然療法だから病気が治るわけでもない。
自然療法の基本は自然治癒力の背中を押す補助になる。
その人の治癒力というか、生命力が基本なのだ。
もともと生命体は健全になろうとし続けている。
それを忘れてはいけない。
それを邪魔してはいけない。
だからこそ、現代医療と自然療法と、それぞれの特性を理解していなければならないと思います。
現代医療 vs 自然療法
この構図に意味はない
🌀夫 vs 妻⚡️
こんな家庭にしたいのかい?
現代医療 & 自然療法 がベストだと思う。
自然療法で治癒力を上げておき、
現代医療で避けられない問題に対処し、
その後は再び自然療法で復旧を目指す。
だから、
ネット情報や、噂話や、治療家から、
「手術はやめた方がいい」とか、
「薬は全部止めた方がいい」とか、
そんな極端にならないでほしい。
止めることで命の危険が増す薬剤が含まれているかも知れないから
医学的対処が必要な局面があるかも知れないから
治療家は言葉を選んで使って欲しい。
それぞれの特性を理解して行動して欲しい。
自分の方法を押し通さないで欲しい。
安易に好転反応と言わないで欲しい。
ただ、自然療法に無理解な医者に対して自然療法の質問をしたり、意見を求めることに意味はない。もし意見を求めるなら、私のように両方の世界を知っている人が良いと思う。
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