現代医学の「切って・焼いて・盛る」この日本独自の三大医療に嫌気が差し、自然医療(民間療法を含む)を求める方は増えているように感じています。また、大きな病気の方で、一つだけの自然医療をされている方は少ないのも相談者さんとお話ししていて肌で感じます。それを良しとしない日本の医師が多く生息していることも、病院へ行きたくなくなる原因となっています。理解を示さない人のところへ行くはずがありませんからね。

 

「私は〇〇がん」とカミングアウトすると、親族や友人知人から「あれ飲め」「これ食え」「あれしろ」「これやれ」「あそこ行け」「あれやるな」「これ食うな」「それするな」という情報の嵐が吹き荒れます。ただ、この出所はなので、それだけはちゃんとけておきましょう。「がん=死」の方程式をお持ちの方にとっては文字通り死活問題なので、皆さんこうおっしゃいます。

 

「やれることは全部やる」と。

 

この心境は当然です。文字通り死ぬ気で取り組みます。ただ、ここで重要なのは取捨選択です。しかし、それぞれに対して深い知識が無いため、ちゃんと取捨選択もできず、漫然と色々なことをやり続け、新情報を聞けば居ても立ってもいられずに飛びつきます。それも充分に理解できます。日本にも統合医療コーディネーターという資格があればいいのになあと思います。

 

色々なものに飛びついた結果、多くの方がいくつもの自然療法に「お金と労力と時間」をかけ、挙げ句の果てには疲弊してしまう方が続出することにもなります。でも、やめられない。そして、新たな悶々とした日々を送ることとなります。

 

まあ、私も全ての自然療法を理解しているわけではありませんし、どうやら世の中には1000を超える方法があるようですし、どうしたもんでしょう。。。

 

今年のツツジは満開にならなかったな。。。

 

ではどう取捨選択するのか?

田中が思う独断と偏見ですのでご注意下さい

1)出会い・ご縁

2)直感・ピンときた

3)心地よい・苦痛ではない

4)人となりに惹かれた

5)結果が伴う

 

(1)出会い・ご縁

 過去には私とのご縁としか思えない方が多数いらっしゃいます。周波数が時空を超えてリンクするとでも申しましょうか、よくそのタイミングで!って感じです。例えば、長年FBをFollowしていて、今回勇気を出してお友達のリクエストを出しましたという方がいらっしゃいました。その方のタイムラインを見て人となりを知り、住まいを伺うと「あらあら、来週にその近くで講演会がありますよ!」「あ、予定が空いているので伺います!」みたいな感じです。何度かありました。

 おっ! とか えっ!? という出会いはご縁だと思っておきましょう。私は偶然の出会いなんてものは無いと思っています。スルーしては勿体ないかもしれませんよ。そんな人に出会って、人となりを知り、貴方の心が揺れ動いたら、既にリンクしているでしょう。その後、上手く行かなかったらそれはそれでOKです。

 つい先日もホメオパシーセッションで初めて訪れた地でお昼を食べようとネットで店を物色し、残念ながら目指す店はまっており、ふと見ると初めて入るには抵抗を感じる店構えのお店があり、何を思ったか直感的に感じて意を決して入り、その偶然入ったお店で食べた食事が美味しくて、ああ偶然は行った店だったけれど良かったなあとお会計をしていると、客席から名を呼ばれ、以前に私の講演会に参加した方々(3人)が偶然そこに来ており、私のファンだというではありませんか。4人席でちょうど1つだけ空いている席に座ってお話をしておりました。こんな時、きっと何かの縁があると思っています。偶然という名の必然という行動パターンです。上から「ほら、出会わせたぞ!あとは何とかしろ!」と言われているような気になります。上はせっかちですから人間が鈍くさく感じているようです。Facebookのお友達登録をして、さ、新たな扉が開くでしょうかラブラブ

 

(2)直感・ピンときた

 これは感性であるとしか言えません。思考は関係ありません。全身の40-50兆個の細胞が感じる判断とでも言うのでしょうか、「理由は全く分からないけれど、いい感じがする」とか「なんだかココは嫌な感じがする」とか。長年の知識や経験の積み重ねも相まって判断されるもので、0.01秒くらいで結論が出るやつです。考えてしまうと薄れてしまう感覚です。Feel !  Don't think !!

 契約をせかされたり、儲かるからと言われたり、グイグイ勧めてきたり、引き留め工作が凄かったり、本人の意思を尊重しない相手は選ばない方がいいだろうという経験則はございますね。だまし討ちも喰らったことがあります。

 

(3)心地よい・苦痛ではない

 これはいくら素晴らしそうに思えても、不味くて吐きそうだとか、やってみたら苦痛でやりたくないと思ったら、体の細胞の皆さんが「やめてくれ!」と言っている、ということではないでしょうか。心地よければ様々な脳内物質がでてきますし、それが治癒力を上げることは種々の科学的検証は既にされております。

 快適ではない食べ物や施術は本当にいいのか!? という感じがします。歯を食いしばり、眉間に皺を寄せて、根性でやりたい人はOKですけどね、それが楽しみで気持ちよくて幸せを感じることが大切だと思います。それだけで除いていくと、どんどん狭まりますので、良い方向へ工夫でそうできるかも重要ポイントです。玄米は嫌いだけれど、発酵玄米なら美味しい、というように。いいことなら努力はしてね。

 そう、とある女性は友人に勧められるがまま健康食品を購入し、吐き気を我慢して飲む物もまであり、月に15万円ほどかかっていました。で、結果がおもわしくない。。。でもやめられない。。。理由を聞くと「勧めたお友達に悪いから」って、どうなんでしょうね。。。まあ、それもまた人生、かな。

 

(4)人となりに惹かれた

 これは、まあ、いいでしょう。その人の持つ生命エネルギーというか、波動というか、フィールドというか、それに共鳴共感する人と共に過ごす。これも理由なく感じることですから感じて判断をして下さい。

 これも経験則の話ですけれど、初対面から褒めちぎり、信頼した頃合いを見計らってグイグイ責めてくる人とかは下心があると思っていいでしょう。関係を結んだ後で放置されたこともあります。そんなことを3回も経験してしまいました。アハッ爆  笑

 

(5)結果が伴う

 何だかんだ言って、とても大切なことです。いくら良いことを言われても病気が進行しているならば、結果は伴っていないと判断していいでしょう。病気が悪化しているのに好転反応だから大丈夫と言われている人が少なからずいらっしゃいますので要注意です。三大療法は即物的で結論が直ぐに出ることが多いですが、自然療法はご自身の治癒力にかかるので最低でも2〜3ヶ月くらいは経過を見ないと判断しにくいです。一番大切なのは「体調」です。ご自身の身体との対話を大切にして下さい。

 

 

まあ、テキトーに何事も体験して取捨選択していくのも良いかなとは思います。ちなみに私は試したがりです。

 

ただ、

田中が思う注意点があります

 

消耗系の自然医療です。

・温泉での湯治

・温熱療法

・高濃度ビタミンC点滴

・断食

これは実際に行っている医師の方からお話を伺い、単に私はそれに異論はないだけです。恐らくこれらは体力が充分にある方が行う方がいいでしょう。抗がん剤でボロボロになってから選ぶことは注意が必要だろうなと。でも、これらの方法で実際に健康へ戻ってくる方がいらっしゃいます。一番有名なのは断食でしょうか、書籍も色々出ております。ただ「自然医療だから安全だ」という認識ではなく、逆効果となる「諸刃の剣になる場合がある」ことを知っておきましょう。「〇〇の手段がどうだ」ではなく、大切なことは「自分にはどうなのか?」ということです。一応は気をつけてください。

 

また、

 手術を選択する場合ですけれど、拡大全摘出じゃない全摘出ができる場合ですけれど、手術を行う場合は癌に悟られないように摘出することが重要だと考えます。放射線や抗がん剤ではたたき切れずに再発が免れない場合が多いこと、何らかの攻撃を受けたがん細胞は防御力を増し、増殖力を増し、転移しまくることが世界の研究で明らかになってきました。このようなスーパーがん特性を知れば分かることですが、無闇にしない方が身のためだと思うこととして《直接がんの病変部を刺激すること》があります。

 がん細胞の特性から、これはお勧めできないことだと認識しております。放射線や〇〇線、普通の抗がん剤はそれに相当します。〇〇波も同様だろうと感じています。グリグリ触るのの問題だと思います。手を当てて愛を贈るならいいでしょう。ともかく、根治の概念は自らの治る力を発揮するのみであり、その力を後押ししてくれる方法を選択してほしいものです。

 

 

*このような文章では伝えきれませんし、受け取り手によって内容は変化して参ります。もっと詳しくお話をというご相談をお考えの方は「田中 佳のホームページ」を参照して下さい。Web相談も行っております。