前回に私も多少世の中をなめた記述を行っておりますが、最近のTVではコメントする方がかなり正確に伝えてくれるので、それなりの落ち着きも取り戻してきました。政府も小さな布マスク2枚から現金給付になりますが、既にCorona倒産が発生しております。応援しようにも、各都道府県知事が移動自粛要請に。

 

マスクで感染を防ぐことはできないが、鼻腔内口腔内の保湿により奥へ行きにくくなることでないよりはまし。人混みでは防御の有用性があるとの論文も発表されていると。手洗いも重要だが、しすぎて指の皮膚が割れました。お肌が弱いのね。そこまで行くと本末転倒。

 

目ががら空きなのは忘れないでね、感染するから。排便中からも出るっていうから忘れないでね。排便直後に衣服に触れずに手を洗いたいとずっと思っているが、そんな公衆トイレは存在しない。だから外に出て大便をすれば感染確率はグッと上がる。

 

だから人の動きを封じるしか手段はない、ということになる。先日、お買い物に出かけたが、スーパーのレジは大混雑。公園駐車場は花見客で満杯でありました。途中の公園もたくさんの人が出ていました。難しい問題です。

 

※写真だけ撮ってTouch&Go

 

2019年末頃は「新型Corona?それがどうした?所詮はCoronaでしょ?」という認識でありました。なぜなら、風邪を引いたらかなりの確率でCoronaだからです。昆虫でいうところのダンゴ虫級の存在だったわけです。それがスズメバチ級の扱いに違和感と戸惑いが起こりました。で、社会を斜めに見てしまいました。はい。

 

緊張感が一気に増したのはイタリアの事象でした。死亡率が高すぎる。2%でもインフルエンザよりも高いが、それどころじゃない。そこで新型Coronaがただ物ではない事を知ったのです。多くの医療従事者はそんな感覚だったのではないかなあと思います。ダンゴ虫にビビってどうすんだよ、え?噛まれると死人が出るダンゴ虫なの!? なーに言ってんだか。みたいな。

 

だからでしょうか、**医学部附属病院の医師がナイトクラブで感染し、外来閉鎖になってしまう事態に。まだまだ多くの医療人はダンゴ虫だと思っているのかもしれない。もう、スズメバチ級の扱いじゃないと話しが合わない。ジワジワダラダラと感染が広がるタイプだから困る。

 

持病持ちや高齢者さんが悪化しやすいのは昔からのことなので驚かないが、新型Coronaの驚くべき点は「肺炎に至る病状進行が早い」こと。志村けんさんの経過が伝えられ、より明確となりました。でもチャールズ皇太子はお元気になられた。ほぼ同い年でこの違いは喫煙歴にあると考えられているように、日頃の健康力を高めているか否かで運命が分かれる可能性が高い。健康力はどう上げるのか?という話を14日にするのでご興味あらばお越しください。

*申込先:こくちーず

 

これ、最初の報道の仕方に問題があると思いました。新型Coronaの本名をちゃんと発表しなかったことであり、未だにちゃんと言わないのはパニックを避けるためなのか?どうか?

 

本名:SARS-CoV2
Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus Version-2
重症急性呼吸器症候群コロナウイルスVer.2
 
COVID19:CoronaVirusDisease-2019
新型コロナによる症状の略称

 

SARSやないかい!!!! *ミルクボーイ風 

 

SARS-2って、いつ分かったのだろう。分かった時点で「これはSARSの別の凄い奴だ!気をつけろ!」という話ならば医療従事者も「スズメバチだったのか!」と思ったのではなかろうか。今更だが。私もこの本名を見て、やっとダンゴ虫からスズメバチへの認識が変わったのです。妻からは「遅すぎる!」と叱られました。反省しております。過信は禁物。