去年雑穀を栽培した栃木の畑ですが、今年は放射能汚染が気になるので、ひまわり栽培や発酵菌による放射能除去実験を中心にすることに決めました。


そろそろタネも撒きどき。


既に買ってあったひまわりの種ですが、畑の面積から計算すると足りない、ということが畑に行く前日の12日に判明。


慌ててスーパーで買おうとしたけれど、やっぱり足りない。


と、そのとき目についたのが、「園芸コーナー」の隣の「ペット用品コーナー」にあった、「ひまわりのタネ」。


こちらは、ハムスターなどの餌用です。

大きな袋にパンパンに入っていて、園芸用のタネに比べて激安!


しかし「他の用途に使用しないでください」の但し書きが。

果たして、これは何を意味するのか? 


わからないけれど、もう時間も遅いし、他のお店に行く暇もない。

とりあえず、これまいてみましょ。と、1袋購入。


さて、翌日5/13はまず脱原発仲間の堀内さんのサロンに寄って、ガイガーカウンターを借用。

それを持って栃木に向かいました。


栃木では友人の小嶋くんの家の前で、まず計測。

砂利交じりの土の上で測ったところ、毎時0.22マイクロシーベルト。

う~ん、東京よりだいぶ高い。


次に畑の土の上で計測。

こちらは毎時0.16マイクロシーベルト。


他にも農家の家の敷地の中でも測りましたが、そこでは0.22マイクロシーベルト。


どうも道のように踏み固めた土よりも、畑のほうが低い模様。


震災前に全面に籾殻をまいて耕しておいたので、微生物の働きが盛んになって、そのせいで放射性物質が少し分解されたのでは? というのがわたしの解釈です。


浸みこんで中に吸収されちゃうからでは? という人もいるけれど。



さて、それから種まきに入ります。


タネ袋の指示どおり、50cm感覚で、一ヶ所に2粒ずつ。


園芸用のタネは3畝ほどで終わってしまい、次に餌用のタネの袋を開け、手に持ってみると、あれ? なんか感じが違うぞ。

タネが妙に軽い気がする。

これってひょっとして炒ってあったりするんだろうか? 

中がスカスカのもある。けど、ちゃんと充実してるのもあるし……。


まあ、せっかく買ってきたんだから、蒔いてみよう、と思いなおし、さらに3畝ほど蒔きましたが。


でもやっぱりどうもハムスター用では芽が出ないような気がしてならず、途中でやめました。


経過観察を小嶋くんに頼み、畑を後にしました。



そして約10日後。やっぱりハムスター用は芽が出ていないそうです! 


またタネ買って、蒔き直さなきゃ。


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